薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

悲しみは三叉神経を刺激して痛みを引き起こす原因の一つです。

   心身ともに重圧を受けると、交感神経という緊張する神経が身体全体をおおいますが、この神経のおかげで、気持ちを高めてその事態を乗り越えようと頑張れるのです。

しかし、この状態が数日間から数ヶ月間も持続すると、身体を休めることができずに慢性疲労状態に移行し、身体全体が過緊張になるのです。

このとき、症状としては発現していないが、一触即発という状態で推移していた方に問題が発生します。

一触即発の状態とは、過去において精神的或は肉体的酷使により、筋肉群などが異常に緊張していて、その状態に少しの負荷がかかっただけで、症状が発現することです。

三叉神経痛が発現する方もいます。関節リュウマチなど膠原病が発現する方もいます。どのような病が発現するかは、体質、性格、生活や食事環境などなどに左右されます。

人生何時なんどきこのような負荷にさらされるのかの予測は不可能でしょう。

 

東北から来られた75歳の(仮称)良枝さんは、東日本大震災で親族、知人を大勢亡くしました。その悲しみははかり知れないものがあります。

「事実は小説よりも奇なり」

良枝さんは健康でした。45歳までは病気知らずで、自宅で「ブティック」の洋裁の仕事を楽しんでやっていました。身体は少し小柄ですが、しっかりとした体躯で丈夫な体つきです。三叉神経痛を患っているということを聞かなければ、体調が芳しくないなど想像もできないでしょう。

さて、どうして良枝さんのような健康体の方が三叉神経痛を発現したのか、過去の生活などを検証する中で、その原因が解りました。

大きな原因は洋裁の仕事です。何十年とその仕事をしてきました。仕事が楽しいと感じていることから時間の経過は気になりません。仕事が深夜にまで及ぶこともあったということです。長時間の作業による「筋肉の緊張」が、首や肩など上半身に波及していったのです。多くの健康人がそうですが、自分の身体の「手入れ」を毎日熱心にする人は少ないものです。車を洗ったり磨いたりはするのですが。良枝さんも自分で肩こりを感じたことはなく、手入れをしたこともなかったので、気がつかないうちに長い時間をかけて歪みが生じていったのです。

二つ目の原因は、精神的なストレスです。良枝さんは多くの親族と深い付き合いがあり、その親族の病気や不幸に大きなショックとストレスを受けることが続いたということです。

最初に三叉神経痛が発症したのは昭和62年、実母が他界した時でした。食事の時に左頬に「ぴりぴり」という違和感を感じますが、たいしたことは無いと放置しているうちに2ヶ月で症状が消えます。

次に平成3年に実兄が亡くなり、今度は強い痛みがおこります。病院での診断は「三叉神経痛」で、テグレトールを処方され、服用すると3日で痛みは消失します。

平成4年に親しくしていた義姉ががんで亡くなり、平成9年には夫もがんで亡くなります。その都度発現する激しい痛みも薬により治まりましたが、身内に不幸があると三叉神経痛が起きるのではないか、というイメージが定着してしまいます。

その後も義兄、実兄、義兄、母のように慕っていた叔母と、立て続けに不幸が起きるたびに痛みは出現しました。しかも徐々に痛みの度合いが強くなり、歯磨きや洗顔、化粧の度に激痛がおこる、薬を飲む水を飲むのもつらい、話もできない、風が顔に当たっても痛い、というほどになります。食事もおかゆを1時間かけてやっと食べるという状況です。

処方されたテグレトールでナトリウム低下、エグセグランで薬疹が起きたため、リオレサールを服用しますが、薬量は最大まで増え、副作用と思われる諸症状により心身ともに疲れきってしまい、平成19年10月、ついに手術を受けることを決意します。

神経に絡み付いた静脈をはがし、クッションを挟むという微小血管減圧術は成功し、三叉神経痛はすっきりと消えましたが、まっすぐ歩けない(ふらつく)、眼のピントが合わない(歪んで見える)という症状が起こりました。手術の後遺症とはいえない、そのうち治るだろう、と医師には言われたそうです。

ピントのずれは半年ほどで改善しましたが、今度は聴覚過敏となり、音ががんがん響く症状が現れます。感覚器官が不安定なため、読書や音楽鑑賞などもできません。ふらつきや疲労のため、夕方には横にならないといられない状態が数年続きます。

それでも少しずつ良くなっていると思っていた平成23年3月、東日本大震災がおこります。生まれ故郷が津波によって壊滅的な被害を受け、親族が被災し、何名も亡くなったと聞いた時は信じられない思いでした。自らも娘の家に避難し環境が変わります。余震の続く中、いやでも連日悲惨な報道を目にし、強いストレスをうけます。

4月、ようやく自宅に戻ることができましたが、左側にかすかな痛みを感じます。また三叉神経痛が発症したのではないか、という不安が襲います。まれに再発することがある、と聞いていたのです。痛みは徐々に強くなり、ついに、また食事ができないほどになってしまいました。ところが、病院でのMRIの検査では異常は見られないとのこと、薬で痛みを抑えながら、原因の解らない痛みに悶々と悩む日々を過ごします。

家でじっとしているとどうしても不調の部分に注意がいってしまいます。また、完全主義の潔癖な性格も影響しているかもしれません。リラックスすることなく、常に不安を抱えて身体中が固く硬直していたのです。

また、三叉神経痛とは別に、平成10年頃に発症した腰部脊柱管狭窄症のための座骨神経痛の治療を整形外科や鍼灸院で行っていました。ここでも倦怠感、微熱、無気力などの薬による副作用が強く現れます。薬による影響を受けやすい体質のようです。

 

このような状況の中、娘さんがインターネットで当センターを探し当て、平成23年12月16日に「藁にもすがる」心境で来られました。

私は、三叉神経痛を始め、様々な身体の不調を訴える方の御世話をして、気付いたことは、全員が「身体が歪んでいる」と云う事実です。

歪みの根本は、骨盤内の一対の仙腸関節に亜脱臼(ヅレ)が起きることで、背骨が歪むために起こるのです。

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この歪みが、あらゆる病の根本原因になっていると確信しています。

それは私の体験でも明らかなのです。

(髙橋健康指導センターのHPで、私の体験談をお読みください)

三叉神経痛の方も全員が歪んでいます。

身体が歪むことで三叉神経痛が発症する理由は、ブログのNO1「三叉神経痛」をお読みください。

良枝さんの身体の歪みを見ます。

右肩が下がって捻じれて前に出ています。つまり、上半身が右側に捻じれていますから、右肩が左肩に比して短く感じます。

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更に骨盤の左仙腸関節が亜脱臼を起こして、ヅレ上がっているために左足が短いのです。

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この足の長さの不揃いで歩行をするのですから、不自然な動きが身体全体に負担(筋緊張)をかけることになるのです。

良枝さんは、手を酷使する仕事を永年してきましたから、肩首が異常に疲労して筋緊張があります。

その状態で、骨盤の歪みが更に追い打ちをかけるように筋緊張をもたらした結果として、三叉神経を筋緊張が圧迫する事態におちいった時、三叉神経が発現したのです。

 

骨盤が歪む理由は各種ありますが、筋緊張は「ストレス」でも起こります。筋緊張のレベルが高いと骨盤も、骨盤に付着している筋肉群の萎縮でゆがみます。

大里さんの骨盤の歪みの原因は強いストレスにあるようです。

体験談をお読みいただければ、その事実がご理解頂けるでしょう。

先ずは初回時の症状。

三叉神経の激しい痛み。歩行するとふらつきがあり、気をつけないと転倒する危険性がある。口のしびれ、口部の不随意運動があります。眼の疲れや不眠、倦怠感、脱力感、寒気、肩こり、腰痛、足裏の痛み、残尿感、聴覚異常で高音障害を訴えます。

9日間の療養ですが、薬を沢山服用していました。

医師は痛みを軽減させるために、薬を沢山使用します。

そのような手当てをする以外方法がないのでするのですが、副作用が出るのです。患者さんは三叉神経の痛み以外の薬の副作用でも苦しまねばなりません。

まず、薬の弊害を指摘しました。すぐにすべてをやめる必要はありませんが、新しい療法を始めたので薬は不要になることを理解してもらいました。

訴えている症状の多くは薬の副作用によるものと思われるからです。

 

服用薬と良枝さんの訴える症状と合致する副作用をあげてみましょう。

○リオレサール(筋弛緩作用、鎮痛作用:三叉神経痛に使用)・・・ふらつき 、しびれ、めまい 、不眠、知覚異常、耳鳴り、視調節障害、顔面チック(口部の不随意運動)、脱力感、全身倦怠感、筋肉痛、下肢うっ血(寒気)、排尿困難、頻尿、便秘

 

○メバロチン(高脂血症剤)・・・脱力感、不眠、耳鳴り、筋肉痛、倦怠感、しびれ、便秘

 

○アモバン(催眠鎮静剤、抗不安剤)・・・痙攣発作、ふらつき、耳鳴り、視覚異常、しびれ、倦怠感、脱力感、排尿困難、頻尿

 

○メチコバール(ビタミンB12剤:末梢性神経障害の治療)・・・食欲不振、悪心、下痢

 

○疎経活血湯(ソケイカッケツトウ:神経痛、腰痛、血行改善)・・・脱力感、血圧上昇、手足のしびれ・痛み、筋肉のぴくつき・ふるえ、低カリウム血症

以上の薬の長年の使用で副作用が顕著に出ていました。

 

初日から、一日2回の手当て「整体・温熱・運動」を開始しました。

腰痛、肩こり、足裏の痛みは骨盤を正せば解決できます。

病歴の長さや年齢から、劇的な改善が現れないことはわかりますが、それでも一日一日薄紙を剥ぐように症状に変化が出てきました。

身体の緊張が解け、痛みが薄れてきました。薬に頼らず自分の自然治癒力を高める姿勢ができてきました。

9日間の治療の後、帰宅する日がやってきました。ふらつきはまだ残っていますが、三叉神経の痛みはほぼ消えました。

一番心配なのが食事、顎を動かすときです。痛みが出る過去の記憶が怖いのです。恐る恐るの食事はまだ克服はできませんが、痛みの発現はほぼ治まりましたから、自信を持って、自己療養を怠らなければ、後は時間が解決してくれるでしょう。

三叉神経痛の薬は段階的に減量していますが、完全にやめるまでには至りませんでした。でも、痛みが出なければやめられますから、副作用の問題も近々に解決できると思いました。

二十数年に及ぶ三叉神経痛の苦しみを9日間で総て精算することは不可能ですが、痛みがレベル1を切ったという事実は素晴らしいことではないでしょうか。

理にかなった方法を持ちえれば、このような頑固な症状も克服することが可能だということです。

三叉神経痛で悩んで、医師の手当を受けます、治りません。

それは、西洋医学の治療法がその方に合っていなかったというだけのことです。

別の観点から考えられる素養があるかたは、別の療法を受ければ、克服は難しいものではないということを、この体験談は語っています。

平成24年1月5日、その後の報告をいただきましたので、原文を掲載いたします。

「昨年暮れは大変お世話になりました。

その後順調に薬を減らし、元旦の朝で終わりにしました。

今はステージ0.5の痛みが時々ありますが、食べる時は大丈夫です。有り難うございました。でもふらつき等はまだまだです・・・」

1月30日の報告

「寒い寒い冬でしたが立春も間近です。お変わりなくお過ごしのことと存じます。

私もあの後すっかり痛みは取れましたが、奥歯のあたりが重く感じ、食べ始めは、おっかなびっくり、二時間、二時間と唱えながら気をつけて食事をしてます。今のところ大丈夫です。・・中略・・

先生もお体に気をつけて、いつまでも三叉の救世主でいて下さい。 かしこ」

正しい原因を知り、正しい手当法を自らマスターすれば、三叉神経痛は克服できます。良枝さんはまだ完全治癒ではありませんが、何度も繰り返しますが、時間の問題で解決できるでしょう。

身体を悩ます薬や手術は必要ないのです。この法則は誰にでも当てはまることなので、あきらめる必要はありません。「百聞は一見に如かず」です。

平成24年2月

骨盤のゆがみを正し疲労を解消する生活が、三叉神経の痛みを克服する鍵です。

 三叉神経痛も腰痛も肉体的、精神的に強度の負担を強いられると発現する症状です。この負担を「ストレス」いいます。

ストレスを受けた結果が疲労です。その疲労が筋肉を萎縮させ「骨格」をゆがませます。骨格のゆがみは、その人の体質によって、或いは生活の環境によって様々な部位で更に筋肉を萎縮させ、血液循環を障害させることで各種症状が発現するのです。つまり色々の病気が発症するという事です。

 三叉神経痛も骨格のゆがみが上肢に及び、鎖骨、頚椎、そして顔面の扁平骨の縫合部分にも「ゆがみ」が生じるようになると、顔面の筋肉が萎縮して、血液循環障害をおこし、更に筋肉が萎縮して三叉神経を圧迫する事で疼痛が発現するのです。

痛みのレベルをステージ1から5に設定してみます。

ステージ1は、違和感があるレベルで生活に支障はありません。

ステージ2は、少しピリピリとしたレベルで生活に支障はありませんが、常に気になる状態で気分は優れません。

ステージ3は、ピリピリ感が強くなり、喋る事、食事をする事が少し障害を受けます。

ステージ4は、ピリピリ感ではなく、痛みが強く。或いは疼痛という状態で普通の生活が辛く、恐る恐る動くことは出来ても喋れない、食事もできません。治まるのを待つレベル。

ステージ5は、強度の疼痛で風が当たっただけでも、近くで物音がするだけでもひびき、うめき声を上げるほどのレベル。ひたすら疼痛が治まるまで貝になった状態。身動きは出来ない。

10月7日に健康相談に来られた方は、福島県の49歳の女性の方です。

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39歳の時、精米工場に勤めていて「ギックリ腰」になったそうです。米袋を持つ仕事もこなしたそうですが、持ち方で腰を悪くするので注意を受けていたそうですが、頑張りすぎて痛めてしまいます。

当時は子供が中学に上がり、学業にお金が掛かる時期だったので、女性としては大変な仕事と分かってはいたが、やるしかなかったとのこと。

でも、友人に教えてもらった整骨院の手当てで、直ぐによくなったそうです。

仕事はギックリ腰を契機に、身体の事を考え営業の仕事に代えたそうですが、その2年後、夜中に右奥歯の痛みで覚醒します。

早速歯科医院を受診しますが問題はありません。痛みも直ぐに治まったのですが、忘れかけた頃、再度夜中に痛みで覚醒。

今度は痛みが頻繁になってきたので、別の歯科を受診すると「三叉神経痛」かも知れないのでと、神経内科を紹介されます。

診断名は「三叉神経痛」で、テグレトールを処方されます。

テグレトールは効果が有り、2週間で痛みは消えます。

その後は年に2回から3回ほど、痛みが右奥歯周辺に発現することはあったが、その度に「テグレトール」を服用すると即効性があり、痛みは治まってきたそうです。

漢方薬も試した時期があったそうですが、効果はまったく無かったとのことです。

そのような状況の中で8年余りが過ぎた、今年の3月11日の大地震を契機に、余震が続き睡眠不足の日々が続くと、三叉神経の痛みが発現します。

更に、3年前辺りから、立ち仕事に変えたことで、腰に違和感を感じることがあったが、腰痛も気になるようになってきたそうです。

早速かかり付けの神経内科を受診して「テグレトール」と数種の薬の処方を受けます。

暫くは治まっていましたが、食事の時、食べ物を噛むと痛みが強くなり(レベル4)、次第に薬を服用しても効かない状況になります。

5月の連休後、総合病院の脳神経外科を受診。痛みが強くなっているので、テグレトールとリリカを処方されます。

少し効果は有りましたが、次第に効き目が弱くなり、食事以外の時も痛みが発現するようになります。

そして、テグレトールを100㎎から200㎎に増量して1日2回服用する事態に陥ります。

所が、増量される事で眠けは強くなり、思考能力、記憶力も低下、常に頭が「ボー」とした状態になり、仕事をする事にも支障が出てきました。

10月に入り、友達の所で所用を済ませ自宅に車を運転にして帰ったのですが、家についてから、どの様にして帰ってきたのか、道順すら思い出せない事態に呆然とします。

更に、腰も尋常でない痛みに変わって困惑します。

そのような状況に陥り「藁にもすがる」心境で、薬以外に方法が無いものかとインターネットで検索してみました。

東京の医院で三叉神経痛を薬に頼らず治癒させるというページがあり、連絡してみました。しかし、一週間以内の方はお断りといわれ、更に検索していて、長野市の私のホームページに辿りついたそうです。

10月7日午前中、お姉さんに付き添われて見えました。右頬全体の痛みが酷く、食事の時以外も痛いため、喋る事ができません(レベルは4から5に近い)。

また、腰もかなり痛いと訴えました。

肩、首の緊張度も見ました。最悪です。

横になってもらい頬を温めましたが効果有りません。身体は全体が硬直していて、疲労が限界に達している状態でした。

左足を見てください。

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左骨盤が大きく亜脱臼をしていることが分かります。これでは腰が痛いはずです。

腰の痛みは亜脱臼を正せば直に改善されます。

この骨盤の亜脱臼が総ての原因です。

また、三叉神経痛の痛い症状も三日間頑張れば効果が表れてきますから、励まして身体を緩める療法を始めました。

食事は噛むことが困難でしたので、玄米の柔らかいお粥を調理してあげると、お粥が美味しいといわれて、痛い合間を縫って食べ終わると、ほっとした安堵の表情が浮かびました。

その夜は覚醒することなく熟睡できたそうです。

身体の緊張が少し緩んだだけで、これだけ変わるのです。

二日目から三日目にかけて、腰が楽になり身体が軽くなり症状が急速に改善されてきました。

食事も、三日目からは、ゆっくり食べると痛みは出ますが、1分ほどで消えるので玄米を食べる事が出来るようになりました。

四日目申し合わせたように、レベル4から5に近いレベルが1まで下がりました。

この方が一番辛かったのは、食べ物を噛む行為をすると、右頬に鋭い痛みが走るため、食事が出来ない事です。したがって、柔らかい流動食に近い物を、飲み込むようにするしか出来なかった事です。

五日目、仕事をこれ以上は休めないので帰宅する日となりました。

当日の状況です。

食事の時の痛みはレベル1ですが、最悪の時は痛みが発現すると5分10分と治まらなかったのが、手当てを開始してからは、その時間が日々縮小されて、今は直ぐ消えます。

食事以外の時の痛みは消えました。腰の痛みもありません。

肩、首の緊張はかなり緩みましたが、まだまだですので自己療法を指導しました。

五日間の療養でしたが、リフレッシュしたことで、仕事にも復帰が出来ます。

自己療法を覚えましたので、身体を労りながら生活すれば再発は無いと思います。頑張りすぎる事が一番の敵です。

帰り際に「ここは私にとって駆け込み寺です。また、強い痛みが出るようであれば、直ぐに伺います」と、満面笑みを浮かべて帰られました。

 

その日から数年が経過しましたが、問い合わせは有りません。

克服されて生活されていることでしょう。

平成27年9月

数種の薬服用は体調を狂わせ、三叉神経痛克服の妨げとなります。

 三叉神経とは下顎骨の知覚や運動などを主体に顔面などを支配している脳神経の一つであるが、この神経に添って激烈な痛みが発現する状態を「三叉神経痛」といいます。

しかし、一部炎症などが原因で痛みが発現することを除けば、医学的には「原因不明」で根治困難と言われています。

でも根治困難は西洋医学の治療法であって、別の手当法を選択してみると克服の可能性があることの報告をしたいと思います。

平成23年9月16日今年60歳になられた女性の方が他県から見えられました。

病名は「三叉神経痛」です。

この方の症状は、今までかかわった方とは違っていました。

今までにかかわった方はほとんどが、下顎奥歯の歯茎周辺に激烈な痛みが発現していました。まれに、おでこ周辺に発現する方もおられましたが。

この方は平成17年に食事の食べ物をのみ込む際に、左耳にかけて違和感が発現します。しかし、数日でその症状は消えましたが、数ヶ月に再現します。

食事の飲み物、食べ物を飲み込む際、鋭い痛みが左耳の奥に発現をして、食事をすることが困難となります。

早速「耳鼻咽喉科」を受診すると「三叉神経痛」と診断され、抗てんかん薬「テグレトール」の処方を受けます。この薬剤は、筋肉を弛緩させる効果が有り、重度の三叉神経痛の患者さんにも処方されます。

この薬を服用する事で、痛みが和らぎましたが、数ヵ月後から徐々に痛みが戻り始め、平成19年に入り限界を感じて「微小血管減圧術」の手術を受けます。

手術は成功して今年の4月中旬までは症状は消えていたそうですが、再度食事の際に痛みが発現をして、日に日に強くなってきたそうです。

テグレトールは平成17年から、手術後も再発を恐れて服用していたそうです。でも、発現をしてしまいます。

再手術も考えたそうですが、頭部を切開することが怖くて、他に方法が無いだろうかと悩んでいたところ、ご主人が私の情報に接して、長野まで遠距離から来られました。

部屋に入られる際も、左頬を両手で押さえて、必死に痛みを抑えている姿は、多くのかかわった患者さんと同じでした。

暫く横になって休憩をしてもらい。頬と首筋を温めて、痛みが和んだ後状況をお聞きしました。

服用している薬は、テグレトールの他、1昨年から眠りが悪いために「メイラックス(睡眠薬)」と寒気がひどくなって冷え性を改善する「漢方薬」です。

更に、10年前から健康診断で高血圧を指摘され「アムロジン(本態性高血薬の降圧剤)」も服用していました。

現在の症状は、食事の際、食べ物が舌の後部を通過するとき、ギクギクという鋭い痛みが左耳の深部にまで及ぶため、柔らかい流動食に近い物しか食せないということ。また、しょっぱい物など刺激性の強い物でも痛みがでるそうです。

この頃は食事以外でも、同類の痛みが頻繁に発現するとのことでした。

また、微熱が続いて治まらない。便秘がひどい。胃が重い。寒気がひどい。疲労感が強くイライラするなどです。

食事が思うようにできないと言う事は、身体を衰弱させる一番の原因ですから、その辛さは想像を絶するものがあります。

さて、三叉神経は舌を支配してはいません。しかし、鋭い痛みはでています。舌の後部支配は舌咽神経ですから、この方は舌咽神経が圧迫を受けていると考えるのが妥当です。

ただし、三叉神経も舌咽神経も交通枝により交通はしていますから、痛みが出た時は三叉神経の経路にも影響が及ぶようです。

三叉神経、舌咽神経が痛みを発する事は分かりましたが、この症状も体質改善することで克服できる自信はありました。

正面から身体を見ます。

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猫背気味で身体がゆがんでいます。右足が短いので右骨盤が亜脱臼を起こしています。

肩こりの自覚は無いとのことですが、並みのレベルではありません。

少し押しただけで、鋭い痛みを感じました。

全身硬直していると言って過言ではありません。

この緊張を改善すれば痛みは消失するはずですから、緊張を和らげる療法を開始しました。

「このギクギクという痛みさえ和らげばそれでいいのです。先生本当によくなるのですか?」

私は、師匠から教えてもらった言葉を発します。「病気は治るようにできている。治すのは先生ではなくて、患者自身が持っている自然治癒力です」

「あなたの身体の緊張が改善すれば、自然治癒力が高まり、症状は治まってきます。希望を持ってやりましょう。希望はプラスのホルモンを放出して身体の緊張をとってくれますが、悲観はマイナスのホルモンを放出して身体をがんじがらめに緊張させ、免疫力を低下させますから、気持ちを少しでも希望の方向に向けましょう」と、励ます3日間でした。

 服用している薬の副作用を調べました。やはり、微熱、便秘、胃の不快感、寒気、イライラなどの記述があります。

薬を服用しての弊害を理解してもらいました。全て止めました。

4日目に入ると、食事の時も含めて、激痛が治まり、ぴりぴりと言う我慢できる痛みに変わり、発現の頻度が減少し始めました。

「先生、人間って欲張りですね。激痛が出なくなったら、このピリピリもなくなって欲しいですね」と笑顔が多くなりました。

五日目から症状は日々改善して、帰宅しなければいけない日がやって来て、九日間の療法を終了しました。

食事の時も普段も、弱いピリピリ感が、まだ時々でることもあるそうですが、来た時と帰るときでは雲泥の差となりました。

帰り際に「こんなに良くなるとは思ってもいなかったと、笑顔で帰られました」

 これで完治ではありません。体質改善は端緒についたばかりです。

各種自己療法を家でするように指導しました。

食事も玄米を中心の「マクロビオティック」を指導しました。九日間いることで多くのことを学ぶ事ができたと言われていました。

体質改善のため再度時間をとり身体の手入れにやって来ますとも言われました。

しかし、一番本人が希望を持ったのは、もし再発してもこの療法を受ければ痛みが消失するという事実を体験した事です。

そして薬と縁を切ったお陰で、微熱も治まり、便秘も解消しました。胃の不快感も無くなり、食事を美味しく頂く事ができるようになりました。

冷え性は直ぐには完全にはなりませんが、体質改善を心がけ運動法を取り入れていく中で、近い将来克服できるでしょう。血圧も改善されました。

 

「続編」

 

(仮名)英子さんから、御礼の便りがありましたので、掲載させていただきます。

英子さんは最初、九日間私の指導を受けました。レベル5がレベル1ないし2まで下がりました。そして2週間後から、一ヶ月間指導を受けました。

レベル0.5まで下がりました。

後はマスターした「自己療法」で克服できる所まで来ています。長年積み重ねてきた、筋肉の疲労は時間をかけて癒していくことです。

「高橋先生

約1ヶ月の集中指導本当にありがとうございました。

4日「金」はセンターに立ち寄り出来ず残念な気持ちで一杯です。

戸隠へ主人と行ってみました(ご主人が迎えに来られたのです)。

中社で「おそばをすすり」、奥社までがんばって登って参りました。しかし、軽い気分で行ったものの想像以上にきびしいものでした。

三叉神経痛の病み上がりの私には、途中不安でいっぱいでした。

しかし、どこで何を食べるより先生の食事が最高です!!(当センターでは、マクロビオティックの食事を提供しています)。

5日(土)迎えに来た主人とけんかしいしい、羽田発14:20のANAで帰路に着きました。

 

思えば、10月10日センターへお伺いしたとき、先生「この一ヶ月でどう変わるかね」私:「期待しちゃいます!!」でした。

正にその期待通り、まだそちらに居る11月1日から、ぴたっと痛みがほとんど消えました。

臆病な私は、まだトラウマから脱出出来ませんが、本当にお陰さまで楽になりました。楽に生活が出来るようになりました。

こんなに青いきれいな空を見るのも久しぶりです。行きかう人々の表情も明るく目に入って来ます。

そして痛がりで、臆病で、意気地のない私は、先生が「もう0.5レベルだわ?」と言われた時「まだ、1~1.5位です」と言いましたが、本当は0.5だと思います。申し訳ございませんでした。

また指導センターへお伺いします。その時はよろしくお願い致します。

連絡遅くなり申し訳ございませんでした。

(仮名)英子」

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最初の写真は最初に来られたときのものです。次の写真は帰られるときのものです。

最初のときは「猫背気味」で、身体が緊張しています。

2回目に来られて一ヶ月後、帰られるときの写真です。背筋が伸びゆったりとした感じがします。

 

私の手当ては体質改善です。

体質が悪くなって病気が発現します。

その体質を、身体の歪みを正し、正しい食事をして、適度な運動を心がけて、気持ちを前向きに持って生活していると、改善されて三叉神経痛も消えて行くのです。

英子さんの体験談が、三叉神経痛で苦しんでいる方の参考になれば、英子さんも、私も本望です。

                       高橋健康指導センター  高橋純一

 

きりでもまれる三叉神経の痛みは、自殺願望も引き起こす鋭い痛みです。

前島良子さんの体験談

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これから紹介する(仮名)前島良子さんは14年前から三叉神経痛に悩まされ、4年前にはテレビ番組「ゴッドハンドを持つ名医」番組で紹介された、東京のペインクリニック「某先生」にも診てもらいましたが「あなたの症状は治らない」とはっきり言い渡されます。

前島さんは「痛みが改善できるのであれば、外国に行ってでも治したいと先生に訴えましたが、日本は進んでいる方ですから、何処へ行っても同じですよ」と答えが返り、絶望の淵に立たされた経験をお持ちです。

 

私に「三叉神経痛」の症状が出始めたのは、14年ほど前の40代後半の頃です。嫁いだのは青果店を数件営む家庭でした。

嫁ぐまでは、看護師として働いていましたから、結婚後も看護師の仕事をしたかったのですが、忙しい家庭にあって、そのようなことを言うことが出来ず、お店の手伝いを我慢してやり続けました。この我慢をするということが後年思いもよらぬ病に侵される原因となりました。

 

数年した頃からです。一日の仕事が終わると疲れを異常に感じるようになって来ました。そのような日は、神経が高ぶっていて熟睡が出来ません。当然、朝起きるのも苦痛になってきました。

そんな状態で何ヶ月か過ぎた頃から、急に足が重くなり歩く事が不自由な状態になって困惑していると、右側の奥歯に痛みが出始めたのです。

整形外科で足の状態を診てもらいましたが原因は分かりませんでした。

歯の痛みは次第に強くなり「親知らず」が虫歯に侵され「ズキズキ」と傷む感じが出て来ました。歯科医を受診して各種検査をしましたが、虫歯とか悪性の病態は見付かりませんでした。

麻酔をしてもらい、痛みが軽減できるか試しましたが、薬が効いている間は「歯ぐき」が麻痺をするので痛みは和らぎますが、切れるとまた強い痛みに変わり、歯科医から「歯科の領域ではない」と言われ日赤の「口腔外科」を紹介されました。

 

口腔外科でも各種検査をしましたが原因は不明で「色々の病気からこの痛みは来ているから」と言われ、耳鼻咽喉科、そして脳腫瘍の検査のため脳神経外科でも診断しましたが原因は分かりませんでした。そして痛みが取れないので病院内の「ペインクリニック」に回され、「星状神経節」に痛み止めの薬剤を打ちましたが症状は何ら変わりませんでした。

「三叉神経痛」とどの科で診断されたか記憶が定かではありませんが、ペインクリニックで、三叉神経を麻痺させる治療をしたことから、三叉神経痛と診断されていたのでしょう。

そして最後には「精神科」に回され「カウンセリング」を受けましたが、何だったのでしょうか。

「痛み止め」は各科で処方され、効果を見るために2ヶ月単位で服用しては、効果なければ変えて服用と言う繰り返しで3年が過ぎてしまい、総合病院では治せないという不信感から「怒りさえ感じて」以後受診することはありませんでした。

 

それからは、市内の整形外科医院でも診断してもらい「けい引、電気治療、交感神経ブロック」も試みました。ペインクリニックにも再度挑戦しましたが効果はありません。

鍼にも通いましたが「鍼」を刺される緊張があり、私には合わない治療だと感じて9ヶ月程で止めました。

吸玉療法といって、吸盤を背中などに吸いつけて汚れた体液を吸いだす療法も受けました。

大極拳もやりました。身体をゆっくり動かす事でやっている間は気持ちよく、痛みのことが忘れてよいのですが、終わるとまた痛みが甦り長続きはしませんでした。

総合病院での治療から離れてからも2年ほど、前述の療法を受けました「必死にさ迷い歩く」という感じでした。

 

家庭でも「歯茎が痛いのよ」と言っても「そりゃ大変ね」とは言ってくれるのですが、誰も経験が無いので真からは分かってもらえません。

それは仕方が無いことでしょうが、本当に親身になって理解を示してくれない事に、哀しさとか孤独感とかを感じて「やけになり、お酒を飲んだり、馬鹿食いをして憂さを晴らす日々もおくりました」

 

寝るとき以外は「ズキズキからキリでもまれるように」痛みが強くなり、仕事をする意欲も無くなり、2年間は引きこもりの「欝(うつ)」状態のなかで、唯唯寝たきりの生活を余儀なくされ「もし、これ以上痛みが強くなったら、我慢できないだろうから死に場所を選んでおこう」と考えました。

近くのビルの6階に「下見」までしたのです。これで最悪の状態が訪れたら「迷うことなく」この場所に来ればよいと、ひとつの懸案が解決できたと安堵したのです。

 

痛みとの戦いの中で、何時楽になろうかと考えると同時に「私の死は変死よね」「今日まで我慢して生きているのは、子供に食事の世話などをしてやらなければいけないという、母親の義務感よね!私が死んだら、子供は一生母の変死を背負って生きなければいけない。それはいけないことだよね!」

常に迷いが出ても、やはり「子供を育てる」ことが勝り、生きながらえることが出来ました。

 

7年が経過した頃「青果店」を畳むことになり、私も資格を生かしてしっかりして働かなければならない状況に追い込まれると、痛みはありましたが何だか元気が出て「老人健康施設」に勤める事になりました。

歯茎の痛みは、仕事をしていると紛れて、日勤も夜勤もこなしました。私は看護師の仕事が好きだったので、仕事をしているほうが楽だと感じました。でも仕事が終わると苛々して機嫌が悪くなり、友人に食事などを誘われても「お付き合いするエネルギー」は残っていないので何時も断っていました。家に帰れば疲れがどっと出て「ばたんきゅう」でした。

 

冒頭の東京のペインクリニックはテレビ番組で知ったのですが「ゴッドハンドの名医」の番組では、治っていく人の映像が何人も映し出され、三叉神経痛の症例は放映されませんでしたが「私の痛みもとれると思い込み、やっと治してもらえる先生を見つけたと期待に胸が膨らみ、早速予約を取りました」某先生の予約は2年先でしたが、弟子の先生の予約は3ヵ月後でしたので「藁にもすがる」心境のなか弟子の先生の予約を取り上京しました。

計らずも当日は診断を受ける間際、某先生の患者さんに予約キャンセルがあり急きょ診断していただく幸運に恵まれ「希望の光」が更に増幅しました。

しかし、結果は失望感で覆い隠されてしまいましたが、「治らない」とはっきり言われたのはこの病に罹って初めてのことでした。

治らないと言われても「でもやってみますかと先生に言われ、お願いします」とやってはみましたが、結果は同じでした。帰り際にまだ未練が残り、次回の予約をとって帰りましたが、数日後にキャンセルしました。

 

最後の望みも消えうせてこの日を境に「この痛みとは一生付き合っていくしか方法がない」と、諦めて仕事に精を出すことにしました。以後一切手当てをする事は止めました。

仕事も母の看病のため2年ほど中断してから、「ヘルパーの派遣事業」をしている今の会社に4年前から勤めを再開しました。

ヘルパーの仕事の中で昔も痛いことがあった「左膝」に昨年から痛みが再発して、整形外科に通いましたが芳しくない日々の中で、歯茎の痛みも相変わらずでした。

会社の社長さんから「よい手当てをしてくれる高橋先生がいるから、是非行って見たらどうか」と1年前から再三促されましたが、医療不信に陥っていている私は「何をやっても効果などあるはずが無い」と頑なに行く気持ちにはなりませんでした。

今年に入り、膝の痛みと、歯茎の痛みが悪化してきたので、社長さんに仕事量を減らしてくれるようお願いしました。

 

会社では、腰や膝を悪くするヘルパーが多く、休まれると他のヘルパーに皺寄せが行くために、会社では今年4月に「髙橋健康指導センター」の法人会員となったことで、多くの社員が健康指導を受けに行くようになりました。

その中に私と親しくしている方が居り、後で分かった事ですが、社長さんから「俺が何回言っても前島さん言うことを利いてくれないので、前島さんを誘ってくれと頼まれたそうでした」

その友人も肩こりや腰が悪くて、整形外科や整骨院などに通っていたのですが、楽にならず苦しんでいたのに、高橋先生のところに通うようになってから、楽になったとのことで、一度是非に行ってみましょうと強引に誘われたのです。

 

今年の4月「仕方ないな!私の症状など治せる手当てなどありえないが、無碍にも断われないと諦めて伺うことにしたのです」

最初、私の態度は悪かったと思いますから、今思えば先生に申し訳なかったと思っています。

先生は「常に自分の身体のメンテナンスが大切な事です。三叉神経痛でも改善しない事はありえませんよ!」と励ましてくれたのです。

14年間こんな事を言われたのは初めてのことで、何処に行っても希望を与える言葉をかけてくれる先生は一人もいませんでした。でも半信半疑で手当てを受けたことは事実ですが、その夜「歯茎の痛みが軽くなったのです」「ええ、嘘でしょう!」と思いました。

たった一度きりの手当てで、膝の痛みも、歯茎の痛みも変わってしまったのです。

楽になるまで毎日来てくださいと言われ、時間を作ってしばらくは毎日通いました。

驚く無かれ、日に日に痛みが楽になり、今では痛みが鈍痛に変わり我慢する事ができます。痛みを忘れていることもあります。膝も腫れていましたが、大分和らぎました。

 

思えば長い道のりでした。私も看護師ですから医学の事は勉強していますし、この仕事は大好きです。歯茎が痛いときでも、仕事に没頭している事で痛みも忘れる事ができました。でも、自分が学んだ医学では「私の症状を軽減させる事さえ出来なかった事実は真実です」大量の薬剤を使用して太刀打ちできないのです。

 

私は性格の悪い人間だと、同僚からは思われていると思います。仕事が終われば「不機嫌になり、誰とも話したくなくなるからです」でも、痛みのためにもう穏やかに振舞う余力は残っていなかったのです。

でも今は違います。お茶を飲みに行ったり、食事に行ったりすることが可能になり、落ち着いた気分で日々生活できる事が何よりも何よりも嬉しい事です。

 

前島さんは一か月は毎日施術を受けることで、三叉神経痛は克服しました。その後は体調の管理で月に数回は見えています。

 

三叉神経痛の体験談をブログに載せた最初の患者さんです。

前島さんが、私の所に見えなかったら、三叉神経痛について研究することはなかったでしょうから、私にとっては忘れられない方です。

骨盤を正したことで、膝痛も三叉神経痛も克服し、更に肩こりも改善して体調が良くなったと、大変喜んでくれた笑顔を忘れることは出来ません。

平成22年の4月に、当センターを訪れ9月に書いた体験談です。

平成27年9月 高橋健康指導センター 高橋純一

身体の歪みと三叉神経痛の因果関係を考察する。

 私は医師ではありません。

でも、医師でないからこそ、別の視点から三叉神経痛を考えることができます。

しかし、この表現が理解できますか?

出来ない人が多いと思います。

なぜならば、私も38歳までは、病気とか身体の不調を医師以外の人が治してくれるとは思っていなかったことは事実ですから、よくわかるのです。

しかしながら、私は医者通いのなかで、自分の不調が治らないことや、医師の説明に次第に疑問を感じていたことも確かなことですが、医療への思い込みが強く、他の療法の情報を積極的に探す姿勢に欠けていました。

そのような生活のなかで、ある時決定的な、私の持っていた疑問に答える主張をしている先生に出会ったのです。

私の一番の悩みは「腰痛」でした。

先生の主張は、「腰痛の主因は、骨盤内仙腸関節の亜脱臼が原因」というのです。

仙腸関節という関節が亜脱臼(ヅレ)することで、周辺筋肉が委縮して、血管を圧迫することで、血流が低下して酸欠が痛みをひき起こすということです。

このような説明を医師からも誰からも聞いたことがありません。

私は直感として、この先生の主張は正しいと感じ、この先生の手当てを受けたのです。

「医師の腰痛の手当ては、身体に触れての手当てではありません。

薬や注射、湿布、腹筋や背筋を鍛える運動法も指導されましたが、効果は有りませんでした」

先生の手当ては、骨盤の仙腸関節の亜脱臼を正す施術です。

うつ伏せの状態で骨盤に足をのせ、脱臼を正すのです。痛いのではと思ったら、ぜんぜん痛くもなく、むしろ心地よいのです。

そして身体全体の整体です。

 私はこの骨盤調整健康法という整体を繰り返し受けることで、6ケ月で腰痛を克服し、更に手当てを受ける中で、健康体に変身したのです。

正に「目から鱗が落ちる」を体験したのです。

 体の歪みをひき起こす原因

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  私が学んだのは「骨格の歪みを正す、骨盤調整」という整体です。

≪骨盤調整という名称は、故、五味雅吉先生が編み出した骨盤の仙腸関節の亜脱臼と全骨格の歪みを正す整体法につけられた名称ですが、この整体法が抜群の手当て法であることから、骨盤調整の技術を持っていない人々も、骨盤調整という看板を掲げています。そこで私は「仙腸関節調整健康法」という名称を今は使っています≫

骨格の歪みは「骨盤」に一対存在する「仙腸関節」の亜脱臼が主因です。

「矢印の割れ目が仙腸関節」です。

この関節は人体が動く時に、下肢が安定するようにバランスを微調整する役割をもっています。

ところが、骨盤に付着している筋肉群が疲労し緊張しているときに、もう一歩の緊張が加わると、これらの筋肉群が強い萎縮をおこすことで、仙腸関節に亜脱臼がおきます。

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亜脱臼が起きた仙腸関節は、本来の働きが低下するために、人体の動きに微妙な狂いがおきることになります。

この狂いが修正(人は元に正す力があるのですが、こじらせてしまうと、その力が働かないのです)されないと、動く時に腰部や下肢の動きを司る筋肉群に無理な負担が増し、次第に筋緊張が強くなることで「腰痛・股関節痛・膝痛・坐骨神経痛・足先の指痛(痺れ感も出る)」などの症状が出現してきます。

仙腸関節に亜脱臼が起きると「骨盤」は変位(本来の形が歪む)します。

変位を正す手当て法に巡り合わないと、骨盤の上に載っている「背骨」が「図」のように、徐々にS字状に湾曲し、更に腰椎から捻じれてきます。

背骨周辺の筋肉群もその影響を受け、肩甲骨や背骨に痛みや違和感が出てきます。肩こり・首も凝ってきます。

 このように骨盤が変位することで、身体全体の姿勢に歪みが生じるのです。

そして身体のあちこちに痛みや違和感が発現してきます。

また、「どうも体調がすぐれない」などという感じを持つ方もいます。

この歪みが、実は「三叉神経痛」の主因なのです。

三叉神経痛で、医師の説明を聞いた患者さんには「身体の歪みが三叉神経痛の主因とは」到底信じられない話に聞こえるでしょう。

医師であれば「荒唐無稽」と一蹴するでしょう。

しかし、現実、私の指導を受けて骨盤を正すことで、三叉神経痛が完治した方が大勢おられるのです。

以下、順を追って説明します。

 

Q&A 骨盤が歪めば全員が三叉神経痛になるのですか?

 

全員が三叉神経痛に罹患するわけではありません。

その理由は、人は皆体質や性格が違います。

三叉神経痛になる人は、身体の歪みがあることは当然ですが、更に、上半身(背中・肩首・両腕)を酷使して、筋緊張が酷い人。或いは、身体の歪みの為に上半身が過緊張を起こしている人。

顎関節に異常がある人。

歯が悪い人(噛み合わせが上手くできないために、咀嚼筋が緊張しやすい)。

精神的ストレスを受けやすい人(ストレスを受けることで筋緊張が起きる)。

経験から、このようなタイプの人が三叉神経痛になりやすい人です。

 

Q&A 腰痛などなくても三神経痛になるのはどうしてですか?

 

腰痛などは、硬くなった筋肉が神経や血管を圧迫することで、症状として発現して来るのですが、特に女性は筋肉がやわらかいので、腰痛の症状を感じない度合いが高いために、腰痛などを感じていなくても三叉神経痛が発現するのです。

腰痛などを訴えなくても、体の歪みは当然あります。

三叉神経痛の患者さんの歪み写真

   

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左右の肩の高さの不揃い、顔の傾斜は背骨が歪んでいるためにおこるのです。

参考までに、私は三叉神経痛になったことはありませんが、虚弱体質・腰痛で38年苦しみました。

高校時代の顔が傾斜している写真と、健康体に変身し、傾斜が正された写真を見てください。骨盤が正され健康になると歪みは改善されるという証拠です。

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 三叉神経の役割

 三叉神経は、脳幹から出ている咀嚼筋を動かす「運動神経」と、顔面、皮膚などが感じる「感覚神経」の総称です。

運動神経は、咀嚼筋(咬筋・内外側翼突筋、側頭筋など)に指示して顎を動かして食事や話が出来るようにします。

 感覚神経は、眼、顔面皮膚、頭皮、鼻腔、口腔粘膜、歯、顎関節の感覚を脳に伝える役割を持っています。

この内「感覚神経」が、何らかの影響により痛みを発現することを三叉神経痛と呼びます。

痛みのレベルは様々ですが、酷くなると「発作」的に発現して、治まるまでは動くこともできない疼痛をもたらします。

三叉神経は最大の脳神経で脳幹から出発して三本の枝をだします。

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その一つ、眼神経は頭蓋骨の蝶形骨(眼の後ろにある、蝶の形をした骨)にある上眼窩裂(かれつ)を通って眼窩にでて、額から頭皮の感覚を支配します。

 蝶形骨の正円孔から出た上顎神経は上顎の奥歯周辺の感覚を支配します。

 蝶形骨の卵円孔からでた下顎神経は、咀嚼筋の動きを司る運動神経と下顎の歯ぐき周辺の感覚を支配します。

三叉神経3本はすべて、蝶形骨を貫いて顔面に出てきます。この蝶形骨から出て来ることにも注目すべき点があります。

この点については後で説明します。                                                                                                                                                                                                      

身体の歪みが三叉神経痛をひき起こす理由

その理由は一つではなく、幾つか考えることができます。

その1、三叉神経が脳幹から出発していますが、脳幹から出た場所で血管に触れています。

西洋医学は、この触れている血管の拍動が三叉神経痛をひき起こす主因と考え手術という方法で三叉神経線維から血管を剥がし、緩衝物を挟むか、少し移動させるという方法をもちいています。

確かに、この手術で痛みが消失する方もいますが、問題があります。

先ず、手術をしても全く痛みが消えない方もいます。

また、手術をして痛みが消えても再発率が高いのです。

しかし、私は、たとえ僅かでも消えたということですから、血管の拍動が原因の一つであることは確かと思います。

 では、ある時期から血管の拍動がどうして強くなったのでしょう。

ここでもう一つ考えることは、三叉神経痛は「発作」的に痛みが発現しますが、一定の時間で治まります。

そして何らかの動作をしたときに再度、発作が起きます。

つまり、拍動は一定ではなく強弱があるということです。なぜ強弱があるのでしょう。

患者さんとの対話の中で解かったことですが、身体を動かしたときに発作が出るということです。

例えば、髪を洗おうと下を向いたとき。体を捻じり振り向いたとき。寝ていて身体の向きを変えようとした時等です。

これらの話から考えられることは、動いた瞬間、脳幹の拍動が強くなるということです。

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脳幹を養っている血管(椎骨動脈)は、首の骨の中を通って頭蓋骨の真下に空いている孔(大後頭孔)から、脳幹に血管が延びていきます。

この首の骨から、頭蓋骨の中に入る境い目は靭帯に覆われています。その中に椎骨動脈は90度に曲り、靭帯内を通過して脳内に入るのです。

上半身が緊張している患者さんの靭帯は、当然硬く緊張しています。ましてや首の骨にも曲り捻じれがあります。

体を動かしたとき、硬い靭帯を通過している椎骨動脈に負荷がかかり、血液の流れに変調が起きることは想像できます。

その刺激が脳幹の三叉神経線維に絡まっている血管に影響して三叉神経を刺激することで、発作的に痛みが発現すると私は考えています。

 

手術をして痛みが消失しないのは何故でしょう。また再発するのは何故でしょう?

簡単です。

痛みが消失しない理由は、痛みを引き起こす原因が別にあるということです。

再発する理由も同じで、脳幹の問題は解決されたが、痛みをひき起こす別の原因の状態が悪化して痛みを発現させたということです。

 

その2、顔面骨は10種16個の骨が「縫合」という形で構成されています。

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その顔面骨の後ろにある蝶形骨(蝶が羽を広げた形の骨)にある、三つの孔から、三叉神経線維が顔面に出てきます。

骨で構成されているということは、骨が動くということでもあります。

前段で、患者さんの身体の歪みの写真がありますが、皆さん首が傾斜しています。

そのために顔も左右どちらかに傾いています。顔が傾くと骨と骨との縫合部分に歪みが生じるのです。

顔面は多くの筋肉が個別に16種の骨に付着して微妙な動きに関与しています。

顔面骨の歪みはその筋肉に負荷をかけ萎縮させます。

萎縮した筋肉の三叉神経は、一定レベルを超えると圧迫され痛みを感じます。

これが三叉神経痛といわれる正体の一つです。

筋肉の萎縮が顕著なのは「咀嚼筋群」です。

その中で内側翼突筋と外側翼突筋は顔面骨の後ろに位置する蝶形骨に付着しています。

この蝶形骨は動くことが解かっていますので、身体の歪みに連動して微妙に動くことで、顎関節の動きに狂いが生じます。

その影響が咀嚼筋群に及ぶことで、口を動かす時などに三叉神経線維を極度に圧迫するために、上顎・下顎の歯ぐき周辺に痛みを感じる人が多いのです。

よって、歯磨き・会話・食事・お化粧・髭剃り、また、飲み物を摂ることなどでも、口の周りに強い痛みが出るのです。

 

その3、三叉神経痛にかかわる蝶形骨

 この骨は顔面の後ろ、眼・頬の後ろに存在しています。

三叉神経線維3本凡てが、この蝶形骨を貫通して顔面に出てくるのです。

この蝶形骨は頭蓋骨の中で動くことが確認されています。

そして、その動きは骨盤の動きに連動しているといわれているのです。

歪んだ骨盤で動くことは、その影響が背骨を介して頭蓋骨に及び、更に微妙な身体の歪みが蝶形骨を歪ませるのです。

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三叉神経線維は蝶形骨の上眼窩裂・正円孔・卵円孔という孔を通って顔面に出てくるのですが、蝶形骨が不自然な動きを余儀なくされたときに、その孔を通る三叉神経繊維に刺激が及びます。

その刺激が眼神経に及ぶと、目の奥からおでこに・上顎神経に及ぶと鼻の横から上顎の歯茎周辺に・下顎神経に及ぶと、下顎の歯茎から唇周辺に痛みが発現します。

 

その2・その3の原因があることで、脳幹の手術をしても、また、ガンマナイフという放射線を三叉神経線維に照射して、知覚神経線維の何割かを殺しても、三叉神経痛が発現するのです。

薬を増量しないと痛みが消失しなくなる理由と三叉神経痛を克服する方法

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三叉神経痛に罹患すると、最初は薬の服用で痛みの軽減をはかります。

しかし、時間の経過とともに薬を増やさないと痛みが消失しなくなるようです。

それは、身体の歪みが三叉神経の痛みをひき起こす理由の、3つの原因の状態が悪化したということです。

薬の服用にしても、脳幹の手術やガンマナイフの手当てを受けても、私の主張する「身体の歪み」を正す手当てを、西洋医学は全くしてくれません。

体の歪みを正さなければ、人体は時間の経過とともに、更に歪みが増幅され、併せて、身体の筋緊張状態はより劣悪な状態になります。

薬も効果なし、手術なども効果がないという状態に陥ってしまうのです。

薬も痛み止めだけでなく、安定剤や睡眠導入剤など多種類の薬に依存し、廃人となってしまう方もいるのが現実です。

 

 三叉神経痛を根本から治すのは、骨盤を中心に身体全体の歪みを正すことです。歪みを正す施術を繰り返し受けることで、筋緊張は徐々に改善してきます。

この筋緊張がどの位の時間で緩むかによって、個々に違いはありますが、三叉神経痛は克服できます。

一週間で治った方もいます。6か月かかった方もいます。

それ以上手当てを受けなければ治らない方もいることは事実です。

身体をとことん、こじらせてしまうと時間がかかるのです。しかし、諦めることはないと思います。

また、身体の歪みを取る整体は「心地よい」施術です。

痛いのではと思われる方もいますが、そのようなことは有りません。但し、身体がカチカチの方は、最初の幾日かは辛さを感じることは有りますが、必ず身体が楽になることを体験できます。

身体が楽になるということは、三叉神経痛以外に抱えた問題も、改善に向かうというメリットもあるのです。

例えば、腰痛など関節の痛み・痺れ、肩こり、首のこり、偏頭痛、高血圧、糖尿病、不眠、胃腸障害、便秘、冷え症などなど、思わぬ不調も合わせて改善される方が多いのです。

また、手当てを始めると「眠くて・眠くてしかたがない」と言われる方も結構多くおられます。身体の深部の疲れを取るために安眠状態に「自然治癒力」が働き始めた証拠です。

この疲れが取れてくることで三叉神経の痛みも和らいでくるのです。

手当ての受け方

電話で予約して頂き、健康相談を受けに来てください。

その中でどのように手当てを受けたらよいのか、指導いたします。

時間が取れる方は、時間をとってきてください。

長い時間が取れない方は、自分でする手当て法を指導させていただきますが、最低3日ほどの時間が必要です。

  神様は、現世で生きる人間の魂を磨かせるために三叉神経痛という「試練」を与えていると考えるべきでしょう。

三叉神経痛で悩んでいる方で、この記事を読まれた方は、神様がチャンスを与えてくれたのです。

チャンスを生かすことで、身体を正す必要性・食事の持つ意義・適刺激の運動の方法・日常生活の正しいあり方などを学ぶことで、心も肉体もリフレッシュされ、病という苦難から解放される素地ができるのです。

記事を読んでも「遠いから、お金がもったいない」などと考えてしまったら「縁」は失われて、神様はもう二度とチャンスを与えてはくれないでしょう。

何事も諦めてしまったら「輪廻転生」、再び現世に生まれかえった時、また同じ苦しみを味わいさせられるのです。

魂を磨くことを肝に銘じて、最善の努力を惜しまない生き方をしてください。

そのように考える方が、米国からも、日本全国から私の所に指導を受けに来られています。

お気軽にメール・電話・ファックスでご相談ください。

電話026-224-9070 fax 026-224-9072

メール j-t@mx1.avis.ne.jp

                              平成27年9月初旬 高橋健康指導センター 健康指導家 高橋純一

 

センター紹介(所在地・営業時間)

所在地 長野市安茂里3240-24
営業日 火曜日~土曜日(日曜日、月曜日、木曜日午後休み)但し、三叉神経痛の患者さんの場合は、月曜日のみ休み
営業時間 午前8時半~12時 午後3時~6時(予約制)
連絡先 TEL:026(224)9070  FAX:026(224)9072
Mail:j-t@mx1.avis.ne.jp
Gmail:takahashi1340@gmail.com
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◆公共交通機関でお越しの場合

【関東・東北方面から】
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◆髙橋健康指導センターへのアクセス

☆三叉神経痛の方の健康指導料金 (骨盤を整える整体・筋肉を緩めるレーザー療法・身体を温める光線療法) 1回 7770円  一日2回 10770円   上記料金は特別割引料金です。 尚、自己療法に使用する、器具等は別料金ですが、使用法をお教えしますので、希望される品物のみ購入してください。 ☆当センター紹介ユーチューブ URL https://youtu.be/beb3lv6NwJU ☆三叉神経痛を克服した体験談ユーチューブ  URL https://youtu.be/7y1elqSFzJI

 

三叉神経痛克服の器具および書籍

 髙橋健康指導センターでは、万病の元と言われる肩こり、そして首、背中の張りによる痛みや、三叉神経痛などの原因の一つである「筋肉の過緊張」を解消する「指圧と温灸」の両機能を備えた「免棒」を開発しました。

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 上記写真のように手で持って、体のあらゆる部分を指圧したり、局所を温める事ができます。

 通電することで、先端の「セラミックス加工」を施した部分からの、心地よい熱さ(遠赤外線)と先端の部分に入れてある「もぐさ」からの温灸効果が期待できます。

 応用して使用すれば、身体の不快な部分すべてを癒す事ができますが、大切な事は不調な部分は繰り返し繰り返し継続する事、或いは、一か所を重点的に20分から40分ぐらい連続で温めることです。

 ※免棒販売価格 19800円(消費税込)
 ※書籍「三叉神経痛を克服する条件の証明」 575円(消費税込)
 申し込みは下記へご連絡ください。
 TEL 026-224-9070
 FAX 026-224-9072
 Email j-t@mx1.avis.ne.jp(@を小文字に変えて送信してください。)
 髙橋健康指導センターまで。  

【患者さん談】

 肩こりが酷く、頭痛に悩まされていた方、肩甲骨の周辺が非常に凝って辛かった方、腰や背中の筋肉が張って辛かった方、足の裏が疲れ痛みを感じていた方など、症状がなごみ、手放せないと大変に好評です。また、三叉神経痛の自己療法として多くの方が使用されています。この器具で三叉の痛みを解消された方もおられます。

【免棒の使い方】

 免棒は通電する事で先端部分のセラミックス部分が熱を持ち、指圧部分を温めながら緩めてくれるという二重効果があります。

 食事中でも、テレビを見ながらでも使用できます。椅子などに通電したままにして、僅かな時間を見つけては使用してください。

 最初熱いと感じたら衣服の上から当てて下さい。直に直接皮膚が我慢できる熱まで下がりますので、下がったら皮膚に当ててください。

 筋肉の緊張している部分は何処でも、当てて大丈夫です。但し、当てたまま、眠らないように気を付けてください。火傷することがあります。

 通電しても熱くならないときは、先端部分の黒と金色の境目を回すと、外れて小さな電球がはいっています。電気屋さんで同じ物を購入してセットしてください。熱のでる電球です。

 一番先端を外すと「もぐさ」がは入っています。3月ほど使用したら交換してください。「もぐさ」は熱を帯びる事でエキスが出て潤いを与えてくれます。

 肩凝りは万病の元といわれています。解剖学的にみると、鎖骨、首には多くの重要血管、リンパ管が存在しています。また、気持ちを和らげる副交感神経は、左右首筋から鎖骨下を下降していきます。肩凝りは、肩だけでなく、首筋や鎖骨周辺まで緊張していますので、その部分も緩めてあげる事が大切です。 免棒の使い方をユーチューブでご覧いただけます。 youtu.be