薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

家族愛につつまれて三叉神経痛を乗り越える「津軽のおばあちゃん」

ユーチューブに「当センター紹介動画」を載せましたのでご覧ください。

NO1からNO4にわかれて様々な紹介と説明をしています。

NO1はグーグルを開きURLは「https://youtu.be/beb3lv6NwJU」です。

お知らせ ユーチューブで体験談の動画を観ることができますので合わせてご覧ください。「https://youtu.be/7y1elqSFzJI 」

      

       「ほんとに治るだべかー?」

「やることをやれば、三叉神経痛は改善されますよ!」と、私は答えました。

付け加えて、治していくのに必要な、幾つかの条件を話すと「そぎゃーなこと、出来ねばさ!」と返答されてしまいました。

私は、今まで想像したことのない指導方法に、戸惑いを感じた言葉だと思いつつ、少し強面に「説諭」しました。

友子さんは素直でした。

気持ちに嘘隠しなく、思ったことを言ったまでだったのです。

私の言葉を信じて「頑張らねば!」と気持ちを切り替えてくれました。

そして家族は「ばばの人生だから、ばばの好きなように・・・!」と言ってくれ、息子の嫁が長野まで送ってくれたのだそうです。

 津軽半島「五所川原市」から、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けに、75歳の友子さんは遠路やってきました。

三叉神経痛を乗り越える指導をするとき、私が先ずやることは、今日までの生活環境の「聞き取り」です。

その中に「三叉神経痛」の発症原因があるからです。

友子さんは「介護福祉士」として60歳まで働き、そのあと5年は施設で給食の仕事に従事して65歳ですべての仕事を止めたそうですが、一生懸命に働いてきたと話してくれました。

その言葉通り、肩・腕を見ると筋肉がついていて、頑張った人生であることが伺えます。

今日までの「病歴」については、10年ほど前「脊椎」に腫瘍ができて手術をした。その後、左足が浮腫んだり、歩行に支障がでたりしている。

医師は、車椅子になると思ったと話されたということですから、脊椎の手術で「左側神経」に問題があったのでしょう。

その影響で左側の足に問題が残ったのです。

また、平成23年には右足首を「骨折」して「金具」で固定してあるとのことです。

「今、三叉神経痛以外に気になることはありますか?」と伺うと、「左側の肩から首筋が張っていて辛い。腰が痛い。便秘している。血圧が高い」ということです。

 三叉神経痛は平成24年5月、洗顔しようとしたときに、左頬から額にかけて「ズキズキズキン」と鋭い痛みが走ったのが始まりです。

肩は張るし、どうしたものか、歯でも悪くなったのではないかと、歯科医院を受診しますが、歯科医師は、歯には問題がないので総合病院の「脳神経内科」を紹介してくれます。

診察の結果「三叉神経痛」と診断されました。

症状は、テグレトール100mgを日に3回、ロキソニン60mgを日に2回服用していると、痛みは抑えられるので、今日まで薬の服用でしのいできたとのことです。

ところが先月、頭が「ぼわー」として体調がおかしくなったので、緊急外来を受診すると、血圧が上がっていて、降圧剤の注射を受け、その後安定していたが、また高くなってきたので、降圧剤を服用するようになったそうです。

10日間健康指導を受ける中で、こんな質問もしました。

「仕事を止めてから、日々どんな生活をしているのですか?」

友子さんは、週に何回か「プール」に行ってプールの中を歩く運動をしているとのことです。歩くと、三叉神経痛もその時は楽になるというのです。

また、頭がボケないように「インターネット」で「ゲーム」を2時間はやるという話もしてくれました。 

 さて、友子さんは、今年の7月インターネットで当センターのことを知りますが、新幹線に乗って長野まで来ることに自信がなく諦めます。

せめて、三叉神経痛を少しでも改善したいと、私が考案した「免棒」を購入します。毎日「免棒」を当てていたのですが効果がありません。

ご主人に「使い方も教えてもらわないで、勝手にやっていても効くはずがないのではないか」と言われていた中で、血圧も不安定になり、薬だけが増えることにも危機感を感じて、長野に行く決意をしたそうです。

友子さんの聞き取りは終わりましたので、身体をチェックします。

先ず、上の写真です。

骨盤の右足がこれだけ短いですから、右骨盤が亜脱臼しています。

左は、骨盤の両坐骨に画版を当てた写真ですが、右坐骨が上がっていますから、右骨盤が悪いことが、これでもわかります。

下の写真は、骨盤を調整して整えた写真です。両足、両坐骨が正されました。

これで安定して歩くことが可能です。

またこの状態を維持すると上半身の歪みも正されてきますが、一定の時間は必要で自己療法の運動も必要です。

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 次に背面から全体を観ると、右写真は左肩下がりで猫背の体形になっています。

10日間の手当てを終え帰られるときの写真が左側です。左肩下がりはまだ残っていますが、背筋が伸びて猫背体形は改善されました。

また、友子さんの肩、腕の太さを見てください。使い込んだ筋肉をしています。

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 これら聞き取りの状況、そして骨格の歪みをみて、三叉神経痛が発現した理由を考えてみます。

三叉神経痛発現の理由1番は、骨盤内「仙腸関節」の亜脱臼です。

その亜脱臼は、平成23年に骨折したことが起因しているでしょう。

骨折は、納屋の階段下から2段目が朽ちていて、付いた途端下のコンクリートに

突き抜けて足首を強打したことで引き起こしました。

その衝撃で、右側骨盤内の「仙腸関節」が亜脱臼を起こしたと思います。

その状態で生活をしている中で、平成24年5月に左顔面から額にかけて三叉神経痛が発現します。

長い間、一生懸命に働いたことで、肩や首の筋肉は太くなりしかりしてきましたが緩めるという運動は皆無でした。

そして毎日インターネットで「ゲーム」に2時間以上熱中したのです。

頭蓋骨は約6キロといわれていますが、その重い頭を支える首や肩の筋肉、更に腕を酷使してゲームに興じるのです。

骨盤の歪みが上半身を歪ませ、元々緊張してきていた肩首の筋肉に、更に拍車をかけたことで、骨折から1年後に「不快な情報」が三叉神経節をより興奮させて限界を超え、三叉神経痛が発症したのです。

三叉神経が興奮する付随的な条件には「高血圧・便秘」も絡んでいます。

その状態も身体にとっては不快ですから、三叉神経節を興奮させます。

友子さんは10日間、私の指導を受け、体の歪みを取る整体、そして体全体の筋緊張を緩める手当てと、自己療法としての運動法を学び実践しました。

血圧が高いのは、筋緊張も原因ですが、血管が硬くなっていることも考慮しなければなりませんから、食事療法もしました。

便秘も改善するために、食事療法をしました。

10日間の健康指導で友子さんは、腰痛の症状も消えました。

血圧は高いほうが140以下に、低い方は70から80ほどに落ち着きました。

長い間の便秘も解消しました。

三叉神経痛の薬は日に3回服用していましたが、少しずつ服用量を減らすために試行錯誤しましたが、最終日は夜のみ50mgで落ち着きました。

痛みは出ないかもしれないが、出ると怖いので、どうしても最後の50mgは止められないというのです。

私は慌てないでいいですよ、身体の緊張がとれてくると、自然に止めたくなります。その時が来たら止めてくださいと伝えました。

最終日、娘さんとお孫さんがお迎えに来てくれました。

一緒に指導を受けていた三重県の患者さんと一緒に記念撮影をしました。

友子さんは帰ってから一報をくださいました。

「最後のテグレトール50mgも止めたけど痛みは出ないということです。そして来春が来たら、今度は一人で先生さの所に行くという連絡がありました。

大宮駅での乗り換えを気にしていましたが、帰りに娘さんによくよく教えてもらったのでしょう」。

平成29年10月31日

髙橋健康指導センター   高橋純一

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 人の生き方は様々です

自分の人生なのに夫に家族に気を使い

遠いからという理由で行動に移せない人が大勢います

いや 近くでもそのような人はいますから、遠い近いは関係ないのです

要は、自分の人生を真剣に考えるか考えないかの違いでしょう

病気は辛いものですが、その病気を薬を使わないで乗り越える努力が実れば

病気は怖くなくなります

そのためには病気にならない生き方を学ぶことです

裏を返せば、その方法を実践すれば病気を乗り越えることができるということです

人生には思いもよらない生き方があるのです

健康で人生最後まで青春で生きられる方法があるのです

後は、あなたが勇気を持っているか、いないかの違いです