薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

19年に及ぶ三叉神経痛のかかわりを乗り越えた山ガール

お知らせ ユーチューブで体験談の動画を観ることができますので合わせてご覧ください。「https://youtu.be/7y1elqSFzJI 」

 吉行由紀さんは今年古希を迎えますが、三叉神経痛を1月下旬に乗り越えて、しばらくお休みした「山歩き」を楽しみにしています。

でも、あの痛みの怖さは本人にしかわからない痛みなのでしょう。今年1年は身体を手入れすることに集中したいと話されました。

由紀さんは20代から約40年間、JRの売店に勤めてきました。

その後はスーパーマーケットでパート勤務を8年、もう仕事は終わりにしたかったそうですが、友人が経営する介護施設に頼まれて介護の仕事を現在はしています。

仕事をすることは楽しいし、休みには「山歩き」の趣味をもって活動的は日々を送ってきました。

しかし、三叉神経痛に50歳から悩まされて、約19年間、薬、手術、神経ブロックを受けながら、仕事と趣味をこなしてきました。

身体は骨格のしっかりした健康体に見えますが、三叉神経痛だけが悩みの種でした。

由紀さんの住まいは、長野県の浅間山の麓に広がる景観に恵まれた高原の町です。

幼い頃から山が好きで「山歩き」をしたかったそうですが、子育てが終わった50歳より、友人と山歩きを始めました。富士山はもとより、北アルプスから南アルプス、谷川岳、そして高原を歩いてきました。

当センターに来られたのは平成29年11月22日からですが、10月には尾瀬を二日間で26キロ歩いたそうです。そして12月に入り、当センターに通いながら「日本のチロル」と言われる、南信州・東山郷「下栗の里」にも行ってきました。山歩きが生きがいの由紀さんの姿が浮かびます。 

さて、三叉神経痛の症状が出たのは50歳からです。

不思議に山歩きは始めたころから出てきましたから、ここに三叉神経痛発症の原因があります。だから不思議ではなく、山歩きが問題なのです。

山歩きと三叉神経痛、皆さんはその原因がお分かりになりますか?

でも、三叉神経痛発症が山歩きと関係しているとは、思いもよらないことですから、

現代医学の世話になりながら、一喜一憂の19年だったのです。

経過を説明しましょう。

50歳から痛みが左側、奥歯と犬歯の周辺に出ます。

多くの皆さんが辿る経過ですが、歯が悪いのではないかと考え歯科医院を受診、検査を受けますが原因は分かりません。内科から神経内科も回りますが、原因は5年間分かりませんでした。

 55歳になったある日、とてつもない痛みが左側顔面に発現して、動くことすらできません。掛かりつけ医の紹介で総合病院に救急車で運ばれ15日間入院します。

点滴から神経ブロック、薬の服用をしても簡単には痛みは治まらない状況で「三叉神経痛」と診断されます。

その後はテグレトールを服用しながら仕事に復帰しますが、由紀さんは薬を服用すると、景色が斜めになって車の運転に支障が出たり、ふら付いて転倒しそうになるので薬服用にも苦しみます。

60歳で退職して根本療法だからと「微小血管減圧術」の手術を受けることで、痛みが消失して「これで治った」と2年間は安堵の日々を過ごしました。

しかし、再発してしまい、今度はペインクリニックで神経ブロックを受けます。

顔面に神経ブロックを打たれるときは、看護師さん3人に押さえつけられて、打たれるそうですが、注射の痛みで「あーあー」と悲鳴を上げるほど辛いそうです。

でも、三叉神経痛の痛みを回避するためには、ひたすら辛抱するしかなかったと述懐されました。

神経ブロックも年単位で痛みが消えたそうですが、次第に効果の時間が短くなり、昨年の10月になると何回打っても痛みが消えません。

薬で耐えていましたが「藁にもすがる」心境のなかで、当センターのブログにたどり着き、11月22日より健康指導を受け始めます。

そして週2回の手当てを受けることで、12月中旬には奥歯の痛みが消失、1月下旬には前歯茎の痛みも消えました。

薬は指導を受け始めると痛みは我慢できるようになり直ぐに止めました。

正しい指導を受けることで19年の苦しみも、僅か2か月で克服できたのです。

では、三叉神経痛を誘発する由紀さんの体の歪みをみてみましょう

昨年11月(左)と今年2月(右)の写真を比較してみます。

初回時は右肩下がりで顔も右に傾斜しています。これは骨盤が歪み背骨がS字状に歪んでいるからです。

痛みが消失した2月には、顔の傾斜が治り、左右の肩もかなり改善されています。

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 骨盤をみてみましょう。

左骨盤模型の腸骨上端(赤の線)に画版を当てます。

初回時(A)右が上がっていますが、足の長さ(左)を見ると左足が短いので、骨盤内「仙腸関節」の左右が亜脱臼を起こして、骨盤が変異をしています。

(足の長さ右側写真,Bは骨盤を正した後の写真です)

このように骨盤が歪んだ状態で歩いていると、下半身に非常に大きな負担がかかりますから疲れます。

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 由紀さんは、若い頃から「こむら返り」を頻繁に起こしていたそうです。そして山歩きをするようになってからは、服用すると楽になる「漢方薬」を常に持参していたと話してくれました。

「こむら返り」は下半身の筋肉疲労が起こす症状です。

このように骨盤が変異をした状態で「山歩き」をしていたのです。結果として、身体は疲労して、三叉神経が常に刺激を受けることで三叉神経痛が発現していたのです。

しかし、由紀さんは「身体が疲労しているとは思わなかった」と言われました。

これは自律神経が失調していたために「気付かなかった」ということです。

その証拠に、指導を受け始めると「眠くて眠くて」と訴えました。

そして「腰が痛い・二の腕がだるい」とも、これは自律神経が改善され正常になってきたことの証であるのです。

今年の1月下旬には「もう三叉神経痛は直に治ると思う」と言うので、「どうしてそのように思うのですか?」と問うと「三叉神経痛が出そうになると、無意識に身構える」そうですが、そのようなことが「この頃は起きなくなった」からと言われました。案の定、1月末をもって痛みは完全に消えました。

由紀さんが三叉神経痛を短期間で克服できたのは、身体の歪みを正したことと、2か月間は仕事を休み、手当てに集中したこと。

そして「免棒」「バランスボール」も購入して、自宅でも身体の手入れに精を出したことです。

由紀さんは「遠い道のりだったけど、いい勉強ができた。自分の身体を磨くと病気は消えていくのですね!」と、満面笑みで語ってくれました。

    免棒            バランスボール  

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三叉神経痛のみならず「体調の悪い方」体調が優れないのは、必ずどこかに原因があります。その原因を見つけて乗り越える努力をすれば、必ずや報われます。お気軽にご相談ください。

 平成30年3月1日  髙橋健康指導センター 髙橋純一

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