薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

三叉神経痛の克服を自然療法に賭けて、待っていたのは笑顔の日々

 関西から来られた「美和玉枝さん」は今年62歳になりました。

三叉神経痛とのかかわりは25年前です。

右歯茎に「ピリピリ」と痛みが出ます。

最初は弱く歯科医院に通院して、検査・治療を受けますが、次第に痛みが強くなり1年が経過します。

歯科医の紹介で総合病院の脳神経外科を受診すると、MRI検査の結果「骨髄腫」が見つかり、この腫瘍が三叉神経痛の原因と断定され「ガンマナイフ」の手術を受けることで、痛みは消失しました。

20数年間痛みはなく三叉神経痛など忘れていました。

しかし、2年前から、右歯茎から頬にかけて、何か気になる違和感がでてきて、念のために脳神経外科を受診してMRIを撮ってみました。

結果は、腫瘍は変化なく、腫瘍が原因でないと告げられます。

気になる違和感ですから思案の結果「鍼治療」を受けてみます。

すると違和感は消失して、大丈夫だと安堵していましたが、1年が経過するごろから、痛みが出始めたので「身体が温まる漢方薬」も併用してみました。

効果はあったのですが、3か月が過ぎるころから効果が薄らぎ痛みが強くなったので、ガバペンとリリカを日に3回服用することにしました。

今年の8月に入ると、食事ができないほど痛みが強くなり、抗てんかん薬の「ホストイン」の点滴をすることで3日間は痛みが消えましたが再燃して、医師に相談すると「あとは手術しか方法がない」と告げられます。

ガンマナイフも微小血管減圧術の手術も「何か気が乗らず」、「ほかに何か良い方法は無いものか」とインターネットを検索している中で、当センター紹介の「動画」にたどり着いたそうです。

でも整体などの自然な療法で、この痛みが消えるのか疑問に感じましたが、ブログの「体験談」を読んでみて、一度体験してみようと決断したそうです。

8月17日から3日間、健康指導を受けます。

この時は痛みが酷く、食事は流動食の日々でしたが、家に帰って3日目あたりから、痛みが和らぎ始めて、普通食を食べられるようになります。

「これは凄い」と感じたそうです。

9月4日から9日間再度健康指導を受けます。

薬は「ガパペン2錠」「リリカ1錠」を夜のみ服用していましたが、少しずつ減らしてみると、痛みに変化がありません。

 次第に昼間でも、疲労が蓄積している患者さん特有の「眠気」が襲い始めて、手当て後や昼食後は、ぐっすり眠るようになりました。

日に日に痛みも弱くなり、硬いものも食せるようになり、5日目に薬は一切やめましたが痛みが強くなる気配はありません。

そして最終日、体調を伺ってみました。

「食事の時に最初だけ、少し違和感が出るが直ぐに消える。便秘が解消。今までずっと、目の前に霞がかかっているようで、頭もボーっとしていたが、頭も眼もすっきりとした。この療法を選択して大正解だった」と笑顔で話してくださいました。

玉枝さんの三叉神経痛発症の原因は何でしょうか。

先ず姿勢を見てみましょう。

背筋が伸びてにこやかな顔の写真が、9月13日最終日の写真、8月17日の写真は緊張して右肩がかなり下がっています。

これは背骨が歪んでいるということですから、疲れやすい体形です。

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足の長さは左足が少し短いですが、骨盤の腸骨で見ると、左上がり、坐骨で見るとかなり左上がりが大きくなっています。

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骨盤内「仙腸関節」が左右で亜脱臼を起こして、人体の中心土台が「不安定」な状態になっています。

この状態で何十年と生活をしてきた結果、身体が次第に硬直して「血液・リンパ循環」が停滞して「疲労」が蓄積、元々「髄膜腫」の影響で「三叉神経節」は興奮状態にあったところに「疲労」が、更なる興奮を増幅したことで「三叉神経痛」が発症したと考えることができます。

三叉神経痛発症には、骨盤の歪みが必ず関与しています。

骨盤が歪むことから、人体に多大な「負」の負担がかかる仕組みを理解しないと、三叉神経痛は根本から克服できないことを知ってください。

また、三叉神経痛克服には、更に生活環境をチェックして、三叉神経痛が発症し易い生活習慣を改める必要があることも知ってください。十人十色の生活環境の問題点を見つけ改めることも必須の克服の条件です。

玉枝さんの聞き取りで気になったのは、2年前からある先生に、首の下に「氷枕」をして寝ることを勧められ、やってみると気持ちが良く2年間毎日やっていたというのです。

 これ三叉神経痛の人は絶対にやってはいけません。

皆さんこの理由理解できますか?

三叉神経痛の患者さんと対峙して聞き取りをすると、三叉神経痛発症を増幅させる生活習慣を全員が持っていることも確かな事実です。

三叉神経痛の患者さん、三叉神経痛克服は「体質改善」です。

自分の弱点を知って、その弱点克服に「根気」をもって望めば、玉枝さんのように「笑顔の日々」が待っているのです。

2018年9月14日

髙橋健康指導センター  髙橋  純一