薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

三叉神経痛に苦しんだ赤裸々な体験談と克服の道のり

 「薬にすがり、自己療法に明け暮れた日々に決別できた自然な療法に出会って」

自然な療法というと取留めのない名称ですが、私は「総合療法」と名付けています。一つは「骨格の歪みを正す」療法、二つ目は「筋肉をゆるめる運動」療法、三つ目は「病に接する心の有りよう」の療法、四つ目は「日本民族に合った食事」療法が骨子です。

 

 今回登場していただく(仮称)大井文江さんは、平成22年11月に三叉神経痛を発症しますが、その時点から、三叉神経痛を克服するまでの期間を、克明に記録されていました。

その生々しい、苦渋に満ちた道のりの一端を紹介しながら、克服した9日間の指導をお話しします。

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 文江さんは今年古希を迎えました。

56才まで数十年間は某自動車会社で、車体の「トレーサー」という仕事をしていました。

車デザイナーが作成した図面を、書き写す仕事だそうですが、緻密で間違いは絶対許されない気を抜けない仕事だそうです。

退社後は仕事から解放され、勝手気ままに生活したきたそうですが、インターネットを見るのが趣味で、毎日10時間近く画面と対面していたそうですが、その趣味で楽しむこともままならない日々がやってきます。

平成22年11月左額に痛みが発現します。

頭痛だろうと思っているうちに2週間ほどで痛みは消失しますが、平成23年3月11日の震災の後、15日に再度額から眉毛にかけて痛みが発現します。痛みは消えたり出たりの繰り返しでした。

 

文江さんの手記を紹介しますが、紙面の都合で割愛してあります。

「5月18日左の小鼻を激痛が走るので、某病院に行った。診断は三叉神経痛で、デパス(安定剤)、メチコバール(ビタミン12)、ウナスチン(解熱鎮痛剤)、テグレトール(抗てんかん薬)を調剤されたが、抗てんかん薬は怖くて飲まず」

「5月26日ウナスチンは飲まず、デパスとメチコバールは続ける」

「6月10日左の小鼻と口の上に痛み、メチコバールは続け、ウナスチンは飲んだり止めたり」

「6月20日温泉がよく効く、痛みがやわらぐ。鼻の脇がジリジリ感、歯茎と口唇に触れると痛む。ウナスチンとメチコバール15日間続けていてデパスは飲まず」

「7月3日温泉に一日おきに通っていても、湯上り後は、口の中、左小鼻、上口唇が、だんだん痛みが強くなる」

「8月3日左小鼻と目尻に痛みと涙」

「12月7日左目に軽い痛み、某先生に鼻の中のレントゲンを撮ってもらったが、悪いところはないので、眼科行を勧められた。眼科では涙は加齢に依るものと云われた。痛みが走った時、頭頂部熱いタオルを当てると痛みが軽減する」

 

「平成24年1月1日三叉神経痛に似た痛みが、頭の中心に一回のみ走る」

「4月22日朝6時頃から7時頃まで、左小鼻にツンツンと云う症状、その後激痛が繰り返された。抗てんかん剤を飲んで、その後痛みは一日中なかった」

「4月24日朝8時頃から激痛が30分程続いたが、抗てんかん剤は飲まず。午後4時頃(雷を伴う前線の移動あり)、左小鼻に激痛が走ったので風呂に入ったところ痛みが治った。その後数度激痛があったので、二粒目の抗てんかん剤を服用(午後9時頃)熟睡した」

「4月25日朝6時朝食時、激痛が一回発生。午前10時頃耳鼻科医院と某病院に出かけた。医院で鼻とアゴのレントゲンの結果は異状なし。薬のまず。異常なし」

 

「4月27日朝4時昨日と同じ額に激痛。マスクが痛みを軽減。足湯のみ、テグレトールを半粒飲む。デパス半錠飲む(精神安定)」

「5月17日テグレトールを11日~17日まで飲むのを止めている。今日は夫が歯医者なので精神的に不安定。カモミールを飲む」

「5月19日下痢のためメチコバールを今日から止める。ロキソニン、抗てんかん剤は止めを続行、体重40キロ台を去年から維持(40.5㎏)」

「5月23日メチコバールを飲み始める。某病院で血液検査、コレステロール、中性脂肪、尿酸値が高い。他は正常」

「5月28日抑肝散を飲む(イライラするので)

「抑肝散を昼までに飲んでイライラは止まったが、顔がむくんだので止めた」

「某温泉に行く。ぐっすり眠れた」

「6月25日心療内科にかかり、コントール(精神安定薬)を処方されて夜飲む」

「7月1日朝発作(顔面を広く含んで)があった(15分間)、頭が焼付くような発作であった。直後、久しぶりにテグレトール1錠服用した。デパスを半錠一回」

「7月6日朝35分間の発作あり、薬の服用を次の通りにした。テグレ朝晩1錠。デパス朝晩0.5錠」

「7月11日7/4よりテグレトールを1日に2錠服用して発作はない。朝イライラする時があり、その時の血圧は180~190と高い。対策は大便をする、又は食事をすることでかなりの対策となる。なお、ジンマシンが、朝或いは夜発生する(食事後)、但し、原因は判らない」

「7月13日口の中(上あご)口内炎の痛みが走る。デパスを1日3錠飲む。(7月11日より)」

 

「7月22日某医院でアレビアチン100mgとツムラ31を調整して頂きアレビアチン錠を12時に1錠飲む。痛みは変わらず激しい。夜中1時にジンマシンの小さいのが4ヶ所だけですぐ消えた。痛みは激しかったが3時から5時半まで寝むれた」

「7月23日口の中かから皮ふの様な物がむけて出たり、つばを飲む度に頭に激しい痛み。食べたり話しが出来ない。某医院の先生にパルギンを止めたらと云われ昼に中止、1時間後には食べる事、話す時に痛みがうそのように消える。インターネットでテグレトールの副作用の内容が(のどが痛い、口内炎、歯茎の出血、蕁麻疹)あまりにも自分に似ていた。テグレを止めテ3日目(1日1ケ所~4ケ所の少量のジンマシンある)」

「7月31日某医院の先生に腫瘍かもと云われMRIを別の医院に撮り行き、異常なしと云われた」

「8月2日ジンマシンが20ケ所に出たので某先生にアレビアチンを変えて下さいと申し上げたところ、薬を変えるのはまだ早いので3錠に増やして続けなさいと云われ、テグレトールの時のようになるのがおそろしくて服用を止めました。

「8月5日アレビアチンに戻し1日2回2錠」

「8月7日べッドより誤って踏みはずし、顔と脇肺の骨を強打、骨は大丈夫(24時)」

「8月8日眠気が強いので夕方からアレビアチンを1.5錠、昼食は固形物が食べられた。(20日ぶり)

「8月26日血圧は順調に下がって、126―66、熱い日が続き三叉がうずく、アレビアチンは1日だけ2錠で現在は1.5錠」

以上。

 

 このような薬や痛みが緩和できそうな自己療法を続けてきましたが、症状は一進一退を繰り返すのみで光明が見出せない状況に「何か他によい方法はないのだろうか、ないのだろうか」と、インターネットで真剣に探してみました。

すると、薬などでなく、自然な療法で克服した体験談にたどり着いたのです。

主人と相談され、この療法を受けてみようと考え、9月4日から当センターで健康指導を受けることになったのです。

 その時点で服用していた薬は「アレビアチン(抗てんかん薬)メイラックス(精神安定剤)マイスリー(催眠鎮静薬) アムロジピン(狭心症治療薬・血圧降下剤)」

「リーゼ錠(精神安定薬)レンドルミン(催眠鎮静薬)」は処方されていたが服用せず。

体調は「眠れない。7月より悪心のため食欲がない。手のふるえ。死を考える。緊張感、不安感、イライラ、ストレス、微熱、湿疹、浮腫み、寝汗、目やに、頭痛、口渇、目がかすむ、痰が出る、動悸、肩こり」

三叉神経痛は、左側頬から頭頂部にかけて発現する。

神経痛の痛みを除いて訴えた症状は全て薬の副作用です。

個々の薬の副作用は今回省略しますが、三叉神経の痛みを和らげるために使用している薬により、体調がすぐれないのです。

三叉神経痛発症から2年弱の間、手記に書かれた内容は壮絶な三叉神経痛との戦いであり、更に薬の見えない副作用に翻弄された日々でもあります。

ご主人は文江さんが発症するまでは、仕事に就いておられたそうですが、三叉の痛みと付随して起きる体調の変化に、仕事を退職されて面倒を看て来られました。家族含めて文江さんの症状の改善に、取り組んでこられたのです。しかし、西洋医学の手当てで光明を見出すことはできませんでした。

 

9月4日から当指導センターで健康指導を開始しました。

先ず、薬の副作用について説明しました。

薬を止める事での禁断症状についても説明しました。飲む飲まないは本人の意思です。

三叉神経の痛みは、体の緊張が取れれば解消します。

困ったことは、食事が悪心とアゴを動かすだけで三叉神経の激烈な痛みのために摂ることが大変です。

体力が低下してしまうことは、回復を遅らせてしまいます。

このような時は「玄米クリームと葛ねり」です。どうにか少々ですが摂ることが出来ました。

3日目悪心が消えました。

食事が可能になったことで、一気に三叉の痛みも変わってきました。

5日目おでこと歯茎の痛みが消えます。

6日目全ての三叉神経の痛みが消失。

しかし、禁断症状として不安感、焦燥感が強く出る。また、室内の音に敏感になる。「玄米水あめ」を勧める。食すとこの症状が和む。

かつて当センターの患者さんから教えてもらったのです。薬の副作用でざわざわと胸にこみ上げてくる得体のしれない不安感、発狂して部屋を飛び出したい衝動に駆られたときは、甘いフルーツなどを食すとザワザワが胸から下がるというのです。

7日目          食事のとき、一瞬痛みが左上奥歯に走ったが直ぐ消える。体を動かすと目まいを感じる。

8日目不安感など消える。少々違和感が頭の中心にあるが痛みはない。

9日目体調良好。笑顔がほとばしる。

 

以降、自宅に帰って三叉関連の症状は発現していないと、元気な電話がありました。

そして付け加えて「もし再発したら直ぐに先生の所にゆきます。行けば良くなることが分かっているので不安は有りません!」とのことです。

正しい健康法を実践すれば、病は消えていくのです。人には凄い治癒力があるという事実を再認識した文江さんの症例です。 

文江さんは、その後再発していないという言葉に変えて、毎年暮れには、私の好きなワインを贈ってくれています。

追伸

薬・手術では真から健康体にはなれません。

取り返しのできない一生を不自然な手当てで終わることに疑問を感じませんか。

身体は自然な生き物です。自然な手当てを欲しているのです。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。

電話 026-224-9070

メール j-t@mx1.avis.ne.jp

                                                 平成27年11月 高橋健康指導センター 高橋純一