薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

手術4回・ガンマナイフ2回、そして再発繰り返しの三叉神経痛も、当センターで克服した体験談!

 北陸から来られた今年67歳の、(仮名)君代さんに三叉神経痛の症状が発現したのは37歳の時です。

当時は、洋品店に勤めていましたが、それほどの激務ではなったそうですが、左歯ぐき奥にピクピクという痛みが発現します。

当然歯が悪くなった思い歯科医院を受診しますが、検査の結果、歯の異常はないと診断されます。

しかし、ピクピクと云う痛みが消えないので、歯科医院を数件代えて診察を受けます。

 麻酔を打って様子をみることもしましたが、麻酔が切れると痛みが再燃して原因は中々分かりませんでした。

半年ほど経過したころかかった歯科医院で、三叉神経痛ではないかと診断され、地元の総合病院を紹介されました。

診断名は三叉神経痛で「テグレトール」を200mg処方され服用することで痛みは消えましたが、半年経過しても薬の服用を止めると痛みが発現することに「この薬をずっと飲み続けなければならない」不安が広がります。

 医師に相談すると手術を勧められ「良くなると思いますよ!」と云われ、手術を受けてみます。

手術の効果はあり痛みは消え「よかった」と喜びました。

この病院では「手術は一回しかできません」と云われ、また、手術前に「手術をすると痺れ感が出ることはあります」と、副作用の説明があったそうですがが、痺れは出ませんでした。

手術代は高額医療費負担が適用され、9万円弱は実費がかかり、更に

10日ほど入院しましたから、保険適用のない費用が数万円はかかったそうです。

しかし、1年が経過したころに、再発してしまいました。

  仕方なく、再度薬服用の生活に戻る中で、御主人が別の県に三叉神経痛の治療を専門にやっている、総合病院をインターネットで見付けてくれて「藁にもすがる気持ちで」受診します。

その病院では「手術は何回もできます」と云われ、早速受けてみます。

しかし、3カ月ほど痛みは消えましたが再発します。

そして今回の手術で、前の病院で云われた「痺れ感が左顔面に出ます」が、医師からは「それは仕方ないことです」と云われたそうです。

 再度手術を2回この病院で受けたそうですが、暫くは効果があるのですが再発します。

医師は再発を繰り返す君代さんに対して「ガンマナイフ(放射線)」と云う治療法もあるので、やってみることを勧められます。

他に治療法がないので、良いという治療法があるのであれば薬と縁を切りたいので直ぐに受けてみます。

しかし結果は、数か月で再発してしまいます。

ガンマナイフは保険適用がないので30万円(現在は保険適用とのことです)ほど掛かったそうですが、生命保険に加入していて、その保険で支払うことができたそうです。

 君代さんも手術やガンマナイフの効果について「同じ患者さんがいれば話を聞きたい」と思ったそうですが、待合室でも、入院した病室でも、三叉神経痛の患者さんと同室にはならず、聞くことは出来なかったと話されました。

 その後、手術により数年痛みが消えることもありましたが、再発すると薬服用の生活に戻り、痛みが酷くなると手術そして再度ガンマナイフも受けました。

  平成25年3月に2回目のガンマナイフ治療を受けますが、ひと月ほどで再発してしまいます。

医師には、再度ガンマナイフの治療をすすめられましたが、子供さんが「お母さん、そんな治療をいつまでも続けていると、命が危うくなると危機感を持ち、良い手当法はないものか!」とインターネットで探してくれたのです。

  そして、薬も手術も不要な自然療法で効果を上げている当センターのブログを見つけて、平成25年6月11日から当センターで健康指導を受けます。

君代さんが服用している薬は、三叉神経痛に「テグレトール100mg」。

27歳から血糖値が高く「HbA1c 7.8」[血糖値146]で、ダイアグリコ40mg、メトグルコ250mgも服用していました。

 三叉神経の痛みは左側上顎奥歯付近に、突然ピクピクと予兆があり、その後強い痛みが発現します。また、左おでこ付近にも出ることがありました。

ガンマナイフを受ける前は、発現すると30分以上痛みが続きましたが、ガンマナイフの治療後は30分以上の痛みは消えたそうです。

そして、予兆があると直ぐに「テグレトール」を服用することで、強い痛みを防ぐことはできたそうですが、毎日服用する状態でした。

三叉神経の痛みの回数はこの頃が多くなってきているとのことです。

 当センターでの経過を記します。

6月11日(火)朝5時に家を出たとのことで、9時に当センター到着。

     当日2回の健康指導を受ける。

12日(水)ピリピリ感が少なくなって楽になった。

13日(木)朝から痛みが出て、二日間は薬を止めていたが、今日は服用する。

朝食は摂ることができない。

当然、歯磨き、お化粧もできない。

午後になり少し楽になる。

今日は朝から鈍よりとした天候だから、辛いと話す。

天気の悪い日、冷たい風に当たるといつも痛みが酷くなるとのこと。

夜シャンプーをしようと顔を下げたところ、激痛が頭全体を走り慌てて薬を服用する。

ただ、今までは痛みが出た時コップの水を飲むと痛みが強くなるのでストローで飲んでいたが、今回はコップの水を飲むことができた。

変化が出てきている感じがする。

14日(金)昨日の痛みは過去に例がないほどのピリピリだったが、今朝からはずっと続いていたピリピリ感が全く消えている。薬の効力も消えているはずなのに。

15日(土)朝お化粧を始めたら、「おでこ周辺」に前兆がでたのでやめる。

食事、歯磨きは全く問題がない。

16日(日)朝おでこにピクピクが少し来たが、午後からは出ない。

17日(月)今日は一日発現がない。

18日(火)今日も快調痛みはでない。非常に嬉しいと話してくれた。

19日(水)痛みはでない。

20日(木)午前一回の健康指導で終了とする。当然痛みの発現はない。

 10日間の健康指導で痛みの発現は治まりました。

今までに関わった多くの三叉神経痛を発症した方は、手を多く使う仕事に従事することで、肩こりがひどいことが共通事項です。

また、神経が細やかで緊張するタイプですから、ストレスで「交感神経が過剰となり、骨盤が歪みやすい」という共通点を持っています。

  君代さんの三叉神経痛発症の原因は探ると、発症当時は肩凝りが酷くなる仕事はしていません。洋品店に20年勤めたが激務ではなかったそうです。

原因はもう一つの方です。

気持ちが細やかで気を使うタイプです。

そして、小まめに早足で動き仕事をこなすので、疲れを蓄積したと推測するのですが、本人は自覚なかったそうですから、自律神経が失調していたのでしょう。

その証拠に、こんな話をしてくれました。

「君代さんは60歳から5年間、レストランで働きます。上司の方から、そんなに早足で動いても給料は変わらないよ!」と冗談を云われたそうですから、如何に小まめに動く方がお分かり頂けますね。

この緊張が骨盤を歪ませ、上肢の歪みへと進み、結果として肩や首の筋肉が過緊張を起こしたのです。

当然の如く君代さん自覚はないのですが、肩、首の緊張は並みではありませんでした。

このように自覚が無い方も多いのです。

その証拠に君代さんの身体の歪みを見てください。

説明します。    

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上から、正面写真は右に顔が傾斜しています。頸椎の上部が右に曲がっているということです。

両肩も並行ではありませんから、背骨がゆがんでいます。

次が、左仙腸関節の左が大きく亜脱臼を起こしていますから、左足が短いのです。

下は、仙腸関節調整をした後の写真で両足が揃いました。

この状態がキープできれば身体の歪みは修正されてきます。

キープするためには、筋緊張を取る整体(仙腸関節調整)を継続することです。当センターでは1日に2回の施術と筋緊張をとる光線療法を継続します。

 君代さんは骨盤の歪みは非常に大きく、背骨が歪み、捻じれているために、上半身の肩や首、背中はいやが上にも筋緊張が誘発される状態です。

「①の写真を見れば身体の歪みがよく理解できるでしょう。この歪みが問題なのですが、西洋医学は一切問題にしていません」

この歪みのために起きている筋緊張が三叉神経痛の原因となるのです。

  君代さんは三叉神経痛に侵されて30年間に、薬の服用、脳幹手術4回、ガンマナイフ(放射線)2回を受けましたが、再発の繰り返しでした。

これら西洋医学の治療で、命に関わる副作用が発現しなかったことは驚きです。

運が良かったということでしょう。

しかし、手術の後遺症として「左顔面麻痺」は、この10日間の手当てで消失はできませんでした。

手術の後遺症消失は、今後どのように推移するかは未知数ですが、必ず西洋医学の治療には付きまとう副作用です。

西洋医学が得意な疾病、不得手な疾病を見分ける知識を、皆さんに持っていただきたいと、強く感じた一例です。

 

 また、君代さんが情報を入手したいと同じ患者さんを探したが、病院内の意図的とも思える処置で、同じことで悩む患者さんと会えなかったという話は、私の脳裏から離れないのです。

また、疑問に思うのは、手術は微小血管を三叉神経線維から剥がす手術です。

最初の富山の総合病院では、手術は一回しかできませんと医師が言ったそうです。

しかし、石川県の総合病院では、君代さんが「前の病院では一回しか手術は出来ない」と言われたと質問したところ、医院長といわれる方は「そんなことはないです」と、薄笑いをしながら「何回でも手術はできます」と返答したというのです。

三叉神経線維に絡まる動静脈がそんなに多いのか、私には理解できません。

悪い言い方ですが、患者の足元を見ての悪質行為ではないでしょうか。

このような例が日本全国存在していると思うのです。

 

君代さんは短期間で痛みが消失しました。

手術4回、ガンマナイフ2回、そして薬の服用の30年です。

そのような重症と言える君代さんですが、痺れ感の克服は出来ませんでしたが、痛みは完全に消えました。

つまり、三叉神経線維を刺激するある部分の緊張がが、私の手当ての中で無くなったという事でしょう。

つまり、身体の歪みが修正され、筋緊張がとれたということです。

三叉神経痛の痛みは鋭く、罹患した方の苦痛は想像ができません。

しかし、このような方がいることは事実なのです。

薬・手術・放射線という医療のみでなく、別の解決方法は存在しているのです。

 

 平成25年6月に君代さんは当センターに来られ痛みは消失しました。

その後の連絡で「痺れ感は消失していない」という報告です。

そして平成27年にこんなことが有りました。

電話で「友人が、あなたは肩凝りが酷いので、いい物をあげる」といわれてもらったものが「低周波の治療器」です。

君代さんが肩に張って使用したところが「三叉神経痛」が発現してしまったのです。

 早速富山からご主人の車で飛んできました。

痛みはまだ出ていますかと言うと「もう治まっている」というのです。

一泊して次の日も様子を見ましたが、三叉神経痛は発現しません。

つまり、君代さんの肩・首の筋緊張はまだ残っているのですが、小康状態を保っているのです。

低周波の器具で刺激すると、筋肉は極度に萎縮します。

その電気刺激が、首の骨(頸椎)の脊髄神経を刺激して三叉神経線維が興奮したのです。

油断をしないで筋肉を緩める「めん棒」や体操を継続するように指導しました。

また、「痺れ感はどうですか」と言う質問もしましたが「痺れはある」という返答でした。

その後「変調が有れば直ぐに伺いますと言われましたが、平成28年を迎えても連絡はありません」

暮れに「立山」という純米酒が届きました。

調子が良いということです。

 

三叉神経痛など難症でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

必ず解決策はあるものです。

 

《悠々自適の生涯は健康法を学び実践することです。

平成28年2月28日から「実践の健康講座」を6回シリーズで毎月一回開催します。

詳しくは、私のホームページに開催要領が載っていますのでご覧ください。

三叉神経で苦しんでいる方のみでなく、健康に関心のある方の参加をお待ちしています。

日本全国から長野へ「遠いな!」と感じるか。

「近い」と感じるか、人生は一回限り、本当の健康法を会得するメリットは、はかり知れないものがあると私は思うのです。

老後を旅行や趣味で愉しんでいる方も多いのですが、健康でなければ、その楽しみも半減してしまいます。

不健康とは、健康で生き抜く「原理原則」を知らないがために起きている状態です。

学ぶ姿勢を持ち合わせていないための不幸でしょう。》

                 平成28年1月 高橋健康指導センター 高橋純一