薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

薬も手術も不要で三叉神経痛を克服した体験談

 後藤和子さんは今年64歳になられました。

三叉神経痛の症状が出たのは40歳頃からですから、20数年間三叉神経痛に翻弄されてきました。

さて結論から入ると、当センターに来られたのは平成31年3月7日です。

来る切掛けになったのは、2年前ぐらいに友達から「手術をしたら三叉神経痛が治った人がいる」という話を聞き、その方に合って話しを伺いましたが、直ぐには手術に踏み切ることは出来ませんでした。

それは、痛みが出ても消えている期間があることと、手術をすることに不安感もあったからです。しかし、痛みが段々と強くなり、痛みの期間も長くなってくる中で、何時までもこのような生活をしていることに疲れ果ててきて、手術をしようと考えるようになったそうです。

 かかりつけ医に相談すると「私は内科で三叉神経痛についてはよくわからないので、紹介状は書くから、インターネットで病院を探して下さい」と言われ、「どこの病院にしようか」インターネットで病院を検索していると「薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談」の当センターのブログにたどり着き、このような方法があるのなら、一度話を聞きに行こうと考え即予約をとられたのです。

 3月7日から最初は週に2回、一日2回の健康指導を受けられました。

6回ほど手当てを受けると、痛みが弱くなり一日400mgのテグレトールを止めてみましたが、痛みは我慢できるまでに治まっていました。

その後、痛みがほとんど治まってきている中で、3回痛みが再燃しましたが原因がありました。

一つはお孫さんの「キッズダンス」の発表会の鑑賞に行くと、強い光と大音響を受けたことで、翌日から痛みが再燃してしまいましたが、薬の服用をためらっていると痛みは数日で治まりました。

二つ目は、太極拳を長くやっていたのですが、私の指導で休んでいました。でも体調が良くなってきたので見学のつもりで行ったのですが、ついやってしまったのです。時間は2時間ほどでしたが、翌日からやはり痛みが再発してしまいました。でも、手当てを受けたことで痛みは数日で治まります。

18回ほど手当てをうけた5月にはいると、三叉神経の痛みはほとんど消えて、時々「ぴりぴり」という違和感位になったので、片道2時間半ほどかかる当センターでの手当ては少なくしようと考えました。

そのように考えたのは、毎日行く日帰り温泉で知り合った方が「隣町に良い整体をしてくれる先生がいる」という話を聞いたので、そちらで整体を受ければよいと考えたからです。

6月に入り、その整体を受けてみたのです。

ところが思わぬ事態に陥りました。

整体であれば「どこも同じ」と考えていたからですが、当センターの「ソフト」な施術に比して「力で強引に筋肉を伸ばされ」思わず「痛い―」と叫んでしまったそうですが「大丈夫だいじょうぶ」と言われて、施術を受けましたが恐怖心のみが残ったそうです。

そして翌日強い三叉神経痛が発現して、急遽当センターの予約を取り翌日来られました。そして3日ほどで痛みは再度治まり、その後痛みは消えて、現在は時々「遠くの方で違和感らしきものを感じる」状態で落ち着いているそうです。

三叉神経痛は体の歪み等などの刺激が「三叉神経節」を興奮させているのです。痛みが発現するレベルを下回れば痛みは消えており、そのレベルが下がれば下がるほど、三叉神経節を興奮させる刺激が加わっても、痛みの発現するレベルを超える刺激でなければ痛みは出ないのです。

私の三叉神経痛発症の根拠身体のゆがみの実態を見てみましょう。

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 A図②は3月7日後方から撮った上半身で①は7月6日痛みが消失したあと撮った写真です。②では右肩が下がり右肩が前方に捻じれていることがわかります。

①では右肩の下がりは僅かになり捻じれもほとんど解消しています。

その結果、三叉神経節を興奮させる問題が少なくなり痛みが消えたのです。

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 和子さんの骨盤Bを見ると、③の骨盤模型の上の赤線が腸骨、下の赤線が坐骨です。①の写真が「腸骨」②が「坐骨」ですが、3月7日の時点では左骨盤が上方変位して、これだけ歪んでいたのです。

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 よって背骨が捻じれ、上半身に大きなゆがみが生じていたのです。

20数年三叉神経痛に翻弄されてきたのですが、骨盤の歪みが的確に正されたこと、そして和子さんに三叉神経を興奮させる他の問題が少なかったことで、18回ほどの施術で痛みは消えてしまったのです。

最後に危険な整体を受けたことは誤算でしたが、何でも整体であれば良いと考えるのは間違いであることが体験出来て「整体」選びにも注意が必要なのです。

更に、整体で身体を整えることは大切ですが、長年の筋緊張も問題なのです。

手技療法のみでは解決するには限界があることが、三叉神経痛の大きな問題です。

また、強い刺激の低周波治療も逆に痛みが増しますから注意が必要です。

三叉神経痛の多くの患者さんと接して分かったことは、三叉神経痛は「非常にデリケート」な疾患です。肉体的筋緊張、精神的問題、生活習慣病なども混在して発症しています。

さて、和子さんの三叉神経痛発症の根本原因は、30数年に及ぶ「料理屋」の女将を務めていたことで、常に精神的にも強いストレスを受けていたそうです。

若い時には「肩こり」も感じたということですが、途中からは肩こりも感じない体質(自律神経の失調)になり、仕事と家事に追われた生活の中で疲労が蓄積して、骨盤が徐々に変異していったからです。

40歳から三叉神経痛は出たり消えたりを繰り返して、55歳を超えるころから、痛みの出ている期間が少しずつ長くなり、テグレトールも400mg服用しないと痛みで生活に支障がでてきたのです。加齢が加わり骨盤の変異が大きくなったからです。

でも当センターにたどり着き、20数年の悩みは終止符を打ちました。

 それは、当センターの情報に接して、手術をする病院探しを一時中断して「躊躇」することなく、即行動に移した決断力が一番大きな要因でしょう。  

令和元年7月24日 髙橋健康指導センター 髙橋純一