薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

三叉神経痛を一回の施術で克服したお二人の共通点

   三叉神経痛を一回の施術で克服したお二人の共通点

 令和2年5月24日市内から見えた岩井友恵さんは、50歳を少し回ったお年です。    

5月18日夜に左側下顎骨全体に鋭い痛みが出て苦しみます。

自宅にあった痛み止めを二日間服用して様子を見ますが、痛みが酷く、横になるより起きている方が楽になるので、唯々泣きながら二日間は座って眠れない夜を過ごしたそうです。

   木曜日に、定期的に歯のメンテナンスを受けている歯科医院を受診しますが、先生に「定期的に検診を受けているので虫歯など問題は考えられないから、神経の性ではないか」といわれ、脳神経外科の受診を勧められます。

 早速その足で脳神経外科を受診、CT検査では脳に異状ないが、首のレントゲン検査では、頸椎の2番3番が潰れていると診断されます。しかし、この検査結果では、顔面に出ている痛みとの因果関係は分からないが、帯状疱疹に関係する三叉神経痛も考えられるといわれ、服用薬として「リリカ・カロナール」を処方されます。

リリカを1錠・カロナールは日に三度服用しますが、全く効果がないので、金曜日はリリカを2錠服用すると、フラフラして体調が悪く夕方まで何もできなかったそうです。痛みは常にジワジワと出ており、強い痛みが40分も続くことが多く、「涙」を流しながら耐える姿を見た夫は「直ぐに手術をしたらどうか」と勧めたそうです。

土曜日になり薬も効かなければ、もっと強い薬を服用するか、手術をするかの選択の中で、インターネットで三叉神経痛について検索してみました。

すると「薬も手術も不要で三叉神経痛を克服する方法・体験談」の、当センターのブログを直ぐに検索出来、そして長野市内にあることに「幸運の女神」を感じたそうです。24日は日曜日ですが、特別に指導を受けることができました。

26日(火)2度目の指導の中で,翌日の朝、飲み物を口にするだけで「強い痛み」が左下顎全体に起きるのですが、全く痛みが出なかったそうです。そして押してみると少し痛みが感じる程度になったと「不思議ですと笑顔で語って下さいました」。

薬は昨日から全て止めたそうです。

痛みが出ていないので、1週間後の予約にして、もし痛みが出るようなら連絡くださいという約束をしましたが、その後今日まで全く痛みは影を潜めています。

  友恵さんの三叉神経痛の原因について考察してみます。

友恵さんは、文章の校正をする会社に勤めています。「一日中文字とにらめっこ」の仕事の中で、身体がこわばっていく感じを受けるようになり、5年前から毎週山歩きを友人と始めました。山を歩くことで筋肉は緩み体調は良くなったそうです。でもその山歩きの中で「骨盤」に無理が生じて来たのでしょう。つまり、骨盤内「仙腸関節」にヅレが起きたのです。

山歩きの他に、筋肉を緩める運動をしていたら事態は変わったと思います。

山歩きもスポーツですが、スポーツをする人は、身体のメンテナンスとして、筋肉を緩める日頃のトレーニングが必要です。友恵さんはそれを怠っていました。

そして、新型コロナの影響で、4月中旬からテレワークの勤務に変わりました。

コロナ騒ぎが始まった、2月頃からは山歩きも止めました。動く機会が減り、筋肉は硬直してきます。少し骨盤が変異していた中で、運動不足が骨盤の変異を更に増幅して、身体全体に歪みが生じたのです。

 もう一つ原因は、90歳になる母親と同居していることで、コロナにかからせてはいけないと、毎日行っていた買い物も三日に一度にして、外出を控え、家での仕事に終始しました。大きなストレスであったと述懐されました。

三叉神経痛は身体の悲鳴が、三叉神経を興奮させることで発症します。

でも、発症してから1週間目で私の指導を受けることができたことで、体の歪みは解消に向かい、新型コロナの対処法も学んだことで、ストレスは軽減され、身体の悲鳴は治まったのです。友恵さんの体の歪み、骨盤の歪みを見てみましょう。

姿勢では24日は右肩が下がって右前に捻じれがありますが、6月5日は背筋が伸び姿勢が良くなっています。

骨盤の歪みは、右側模型の上の赤線が腸骨、下の赤線が坐骨です。

腸骨の上が初回時の状態では左腸骨が上がっています。下は施術後で揃いました。

坐骨も同じです。

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 お二人目の方の症例です。神奈川県から6月2日に来られた36歳の北川ゆきさんです。ゆきさんは5月14日にメールで連絡がありました。

「非常に辛い三叉神経痛で困惑しています。先生の指導を受けたいのですが、コロナウイルスの影響で今は行きたいのですが、自粛が解除されたらお願いします」という連絡でした。

  私は「コロナなど私の指導を守れば大丈夫ですから、気持ちが整ったら来てください」 と、コロナ対策も含めて返信しました。

 令和2年6月2日、コロナも少し落ち着いてきたことから来られました。

 ゆきさんは、この4月からテレワークでの勤務をしています。3歳になる子供さんも託児所にお願いしていましたが、在宅での仕事になったので世話をしながら仕事をしています。

三叉神経痛らしきものは、2年前に味わいました。この時は1か月半、歯科医院、歯科大学、口腔内科、緊急外来、脳神経外科、耳鼻科を受診しました。

MRIを受けた医師からは「血管が三叉神経に触れているように見える」といわれ、テグレトールを処方されたが、一錠飲んでも症状に変化がなく、むしろ薬の副作用が怖く、以後服用はしなかったそうです。

1ヶ月半、様々な症状に困惑しながら各種医療の専門科を受診しましたが、最終的には、歯の歯根の炎症が原因といわれて治療を受けたことで、三叉神経痛らしき痛みが治まりました。

 それから1年半ほど経た令和2年4月30日朝、顔のマッサージをしていると、前味わった痛みや違和感がでましたが、その時だけで治まりました。ところが、5月2日の夜、右側奥歯から頬にかけて電撃痛が走り、眠ることも、食事も吐き気がしてできず、翌日前にかかった脳神経外科を受診して、テグレトール200mgを処方され服用すると痛みは消失、医師からは「よくある病気だから、あまり心配しないように」と言われたそうです。

以降、テグレトールを100mg、200mgを体調に応じて服用してきましたが、このまま薬の服用を続けることには、第2子の出産も考える中で思案していたそうです。インターネットで当センターの体験談を読む中で「片側肩が下がっていること、在宅勤務で身体を動かさないこと、2年前にペインクリニックの先生に、顔が傾いているといわれたこと、肩首のコリが酷いことなど」、三叉神経痛を患う人の症状が私にも合致することから、長野に行ってみてもらいたいと考えたそうです。

 ゆきさんの身体の歪みを見てみましょう。2日の姿勢を見ると右肩下がりで、腰から背中が右側に傾いています。6日の姿勢は、背筋が伸びて傾きが治っています。骨盤は右側が上方変位しています。施術後は骨盤が整いました。

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  ゆきさんの三叉神経痛発症の原因です。テレワークまでは、1時間半かけて会社まで通っていました。それが在宅となり、身体を動かすことが少なくなりました。

平生から運動らしきものは全くしていないとのことです。

そして在宅になって、子供さんの「抱っこ」が増えて、腰がしんどく感じたそうです。36歳のゆきさんですから、身体はまだ柔軟性があります。

しかし運動不足は身体が強張り「不快感」が増えます。三叉神経痛を発症する要素がなければ、三叉神経痛は発症しないでしょう。

しかし、ゆきさんは身体の肉体的緊張に弱いタイプなのです。

2年前の三叉神経痛は歯根の炎症が、不快な信号を出して三叉神経痛を発症しましが、歯根の治療で治まりました。

今回は、コロナ禍により、身体を動かさない生活環境が三叉神経を刺激して、三叉神経痛発症と至ったのです。でも、三叉神経痛を患ったことで、健康で生きる術を若いうちに、学ぶことができたのですから「禍を転じて福となす」です。

指導経過、6月2日の夜はエアコンの音が気になり、よく眠れなかったが、朝痛みは少しだけで、昨日とは違うと感じる。薬は100mg昨日服用。

3日、薬を50mgにする。

4日、痛みはないが、右側奥歯周辺にもやもやと気になる症状はある。薬は止めている。

5日、薬を止めているが、痛みや違和感は全くない。

6日、今日も痛みなど感じないが、気にしすぎる性か少しモヤモヤ感はある。

5日間の指導を終了。

8日にメールがありました。

「短い期間であの痛みがなくなったこと、薬も飲まずに元の生活に戻れるなんて夢のようです。今日昼食時、ピリッとしたすごく弱い痛みがありましたが、指導を受けたことをやって、薬を飲むのは控えたいと思います」という、感謝のメールでした。

 お二人の体験談ですが、共通しているのは発症から短い期間で、当センターに来られたということです。早ければ早いほど「こじらせる」ことがない分、終息も早いということです。三叉神経痛の痛みは強烈ですが、適切な指導を受ければ怖い病気ではないのです。

でも、痛みに耐えかねて、間違った方向に進むと「泥沼」にはまり込んでしまいます。

知恵を働かせて、御身を大切にしてください。

 

 北川ゆきさんは、私が提供する食事も楽しんでおられました。私は昼食と、希望される方には夕食は、お弁当にして提供しています。

ゆきさんは、子供さんも小さいので、家で調理することを心がけているので、大変参考になると喜んでおられました。

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メニュー「玄米粥に鉄火みそ・ニラの卵汁・黒ごま豆腐・小豆南瓜・蓮根のしょう油

煮・ゴボウの梅煮・そばクリーム・豆乳ヨーグルトのプルーンエキス・番茶」

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「玄米ご飯ゴマ塩・シジミ汁・車麩フライ・小豆南瓜・ゴボウの梅煮・冬菜のお浸し・りんご葛煮・番茶」

 

              令和2年6月22日 高橋健康指導センター  髙橋純一