薬も手術も不要で三叉神経痛の痛みを克服する方法・体験談

美味しい空気・美味しいお水・美味しい食材の、自然豊かな長野で、三叉神経痛を乗り越える健康指導を受けてみませんか!                          歪みの正し方・健康を維持する食事・正しい運動法・病に対する心の有りよう、日常生活の基本など、高橋健康指導センターは健康を回復するノウハウを懇切丁寧に指導いたします。

テグレトール(三叉神経痛薬)から逃れる自然療法で頭すっきり

 三叉神経痛に罹患すると処方される定番が、カルバマゼピン系の「テグレトール」です。

f:id:kenkoshido:20160214055345p:plain100mgから処方されますが、効果の良否で800mg、更に効果がないと1200mgまで処方される方もいます。

薬はすべて副作用をもっていますから、服用しないことに限りますが、三叉神経痛の痛みは半端でなく、発作的に痛みが発現するため、痛みが出たら治まるまで動けません。

働き盛りの環境にあれば服用なしに生活は出来ないでしょうから、仕方ないことです。

しかし、カルバマゼピン系薬は非常に強い薬ですから、早めにおさらばする方法を講じないと、肝機能に重大な問題が生じる恐れがあります。

そればかりでなく「ふらつき、目まいから転倒しての骨折・眠気、記憶力の低下で仕事に集中できない、あくびが出やすく対人的に困る・反射運動能力の低下や眠気のためのケアレスミスや交通事故・言語障害(言葉がはっきりしない)・手のふるえ・食事が不味く便秘症」などを多くの方が訴えましたが、副作用はまだまだあります。

★重大な副作用(お薬辞典から)

①皮膚粘膜眼症候群(スティブンスージョンソン症候群・中毒性表皮壊死融解症)体中に紅班ができ、発熱や口腔粘膜の症状を伴ない、生命を脅かされる。

②再生不良性貧血など、赤血球・白血球・血小板が減少して出血しやすくなり、様々な症状がでる。感染症に侵されやすくなり生命がおびやかされる。

③発熱・せき・呼吸困難(ぜん息)、間質性肺炎が起きることがある。

④急性腎不全のため、腎臓機能が低下して身体の内部環境の維持が低下し様々な合併症が誘発される。

⑤肝機能障害から劇症肝炎に移行して生命がおびやかされる。

⑥リンパ節が腫れ、発熱・発疹・関節痛・白血球減少がおきることがある。

 白血球の減少により感染症に罹患しやすくなる。

⑦血栓塞栓症がおきるとことがある。心臓に起きれば心臓麻痺、脳に起きれば脳梗塞となる。

⑧抗利尿ホルモン不適合症候群が起きることがある。

 抗利尿ホルモンの調節機能が低下することで、体内の水分が増えて血液環境が悪化、意識障害を伴う。

⑨無菌性髄膜炎(発熱・頭痛・悪心・嘔吐・意識混濁)がおきることがある。

⑩悪性症候群(発熱・意識障害・無言症・強度の筋緊張・嚥下困難・瀕脈・発汗)がおきることがある。

⑪うっ血性心不全など心臓機能が低下して血液を送り出す力が弱るために、肺や末梢の組織にむくみが生じ、生き苦しくなることが有ります。

⑫アナフイラキシー反応(全身のアレルギー反応)により、様々な症状が発現する。重篤の場合は意識障害から呼吸困難となることもある。

★その他の副作用

アレルギー症状・膵炎・色素沈着・にきび・乏尿・頻尿・尿閉・眠気・めまい・幻覚・ふらつき・せん妄・知覚異常・インポテンス・末梢神経炎・注意力・集中力・反射運動能力の低下・立ちくらみ・抑うつ・頭痛・頭重・脱力・倦怠感・興奮・運動失調・不随意運動(ふるえ)・言語障害・錯乱・筋けいれん・異常眼球運動・水晶体混濁・複視・調節障害・眼振・口内炎・舌炎・腹痛・食欲不振・悪心・嘔吐・便秘・下痢・口渇・女性化乳房・乳汁露出・味覚異常・聴覚異常・脱毛・むくみ・発汗・発熱  以上

 

 重大な副作用、その他の副作用の外に、併用する薬剤により副作用が強まることもありますから、数種の薬服用は危険性が高まります。

他の薬と併用することに医師も注意はしているでしょうが、人がやることですから完全ではありません。

医師を信じたがために「廃人」とされてしまった方もいるのが現実です。

この病気に侵された方は最善の注意が必要なのです。

それにしても、生命の危篤状態を生み出す作用から、様々な不快症状を生み出す副作用の多さには驚きます。

これでは健全な日常生活は不可能です。

常にある種の副作用を感じながら、発作の発現におびえながら薬の服用生活です。

薬の副作用におさらばしたければ、神経ブッロク、脳幹の手術、ガンマナイフの治療法も存在しています。

しかし、効果があるか無いかは「博打」の域を出ません。

そして必ず副作用が伴います。副作用を伴なうことが西洋医学の特徴です。

危険極まりない側面を抱えているのです。

三叉神経痛に限らず、他の病でも薬を体内に入れることは避ける生き方が必要です。

インフルエンザにかかりたくないからワクチンを打ちます。その為に体調が悪くなる場合も多々あります。

最悪はアナフィラキシー症候群で死亡する人もいるのです。

厚労省はインフルエンザで死ぬ人より少ないといいますが、死んでしまう人もいるという事実が有ります。

薬と言う劇薬の怖さを知らないがための不幸です。

良心的な「医師」は、「命に支障が余りない症状には薬は使用しないことです」と述べています。

そのような医師も大勢存在していますが、薬の効能のみが大々的に宣伝されるので、知恵を持たない人は安易に手を出してしまうのです。

では本題に入り、三叉神経痛の痛みをどのようにして克服したらよいのでしょう。

 

 今回登場いただく方は、40代の働き盛りで大会社の管理職を務めるAさんです。

平成26年8月末、5年半にわたる米国ロスアンゼルス赴任より帰国します。

ロスでの生活は、気候条件もよく語学は大変でしたが、快適であったそうです。

東京での生活に戻ると、騒音や通勤ラッシュの混雑にストレスを感じての日々でしたが、次第に順応したそうです。

その様な中で10月に未経験の部署に異動となり、多忙な日々が始まります。11月に入ると右目のまぶたから額上部に痛みが発現しますが、暫くして治まります。

痛みの事など忘れていた平成27年9月に入ると、痛みが再燃してきます。

そのうちに消えるだろうと思ったそうですが、前とは違い、次第に強い痛みに変わり、特に朝起きた時の痛みは強く、10秒位続いたそうです。

これでは仕事にも支障が出る為に我慢できず病院を受診します。

検査の結果は「三叉神経痛」と診断されテグレトール100mgの服用が始まります。

しかし、痛みが次第に強くなったために10月中旬から600mg服用することで、我慢できる痛みに変わります。

薬の効果はあるのですが、困ったことは「勤務中に眠くなり記憶力が衰え、聞いたことを忘れてしまうこと・ふらふらすること・頭痛が頻繁に起きること」だそうです。

Aさんは薬の副作用が強いことは知っており、薬を減らすために、鍼灸院にも通いますが思うような効果がでません。

思うように仕事が遂行できるようにするために、薬以外の方法を真剣に探します。インターネットで三叉神経痛を検索すると、病院の治療法が多く、読んでみると結論は同じ治療に行きつくことに気付きます。

そして検索している中で、自然な手当て法で克服した体験談が数多く掲載されている、当センターのブログに到達します。

ホームページを読むと「体験コース」があったので、手当ての内容など、信頼ができるか判断するために日帰りで行くことを決意します。

長野市までは新幹線で1時間少しですから、行くことに抵抗はなかったそうです。

ただし、自分が納得できる手当てであることを祈っていたそうです。

当然でしょう。

数多くの病院や治療施設が存在する日本の首都、大都会東京であるにもかかわらず、薬から逃れられる療法を見つけることができなかったのですから、誰でもそのように考えます。

11月28日土曜日に体験コースを受け健康指導を受けることを決めます。

当初は、一週間休みをとるつもりでしたが、予定が入ってしまい、土曜、日曜を加えて3泊4日に縮小して12月10日から4日間の指導を受けます。

 私が三叉神経痛の原因は「身体の歪み」、そして歪みの主因は骨盤内「仙腸関節」の亜脱臼と申し上げています。

先ず、その歪みを見ます。

①骨盤は左仙腸関節に歪みが有りますから、左足が短くなっています。

②うつ伏せで左右骨盤の上端に画板を置くと、左腸骨が上がっていることが確認できます。(③模型の赤線に画板を置いた)

   ①

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 この骨盤の歪みが、背骨を歪ませ、更に背骨に捻じれが加わります。

捻じれは背骨の上部、首の骨で最大となりますから、顔が傾斜するのです。

また、左右の肩を見ても捻じれを確認することができます。

①正面写真を見ると、顔が右に傾いています。

Aさんは、右目のまぶたから右ひたい周辺に痛みが出ています。

この顔の歪みが問題です。

②背中側から見ると左右の肩の高さが不均衡で、右肩が前方に捻じれていることが確認できます。(見方が慣れないと難しいのですが、お分かりいただけますか)

右肩が前方に捻じれるということは、背中の骨が捻じれているということです。

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 今回はAさんに協力して頂き首をMRI(磁気共鳴画像装置)で撮影してみました。

すると思わぬ発見がありました。

医師の診断では、組織(器質)に問題がないということです。

確かに組織には問題はないのですが、しかし、③水平画像(輪切り)で頸椎の2番3番の椎間板を見ると、脊柱管(脊髄神経)が右側に捻じれていることがはっきり確認できます。

骨盤の歪みが背骨を捻じらせると、脊柱管も捻じれるという証拠です。

この状態からは次の事が考えられます。

1、脊柱管が捻じれると、三叉神経の出口「脳幹の橋」にも捻じれが出るのではな 

いか。捻じれることで三叉神経線維に絡まる動静脈に影響が及び三叉神経痛を発 

現する原因の一つになる。

2、三叉神経は顔面に出る前に「蝶形骨」を貫通するが、脊柱管の捻じれが蝶形骨 

 にも微妙な歪みをもたらすのではないか。

蝶形骨が歪むことで、貫通する三叉神経を刺激することで痛みが発現することも  

考えられる。

3、MRIを見ると、脊柱管も周りの組織も右側に捻じれています。

  首の骨の中を通る脳幹の栄養血管(椎骨動脈)が頭蓋骨内に入る大孔(穴)での圧迫  

が、三叉神経痛に関与することも考えられる。

また、頸椎(首の骨)の右側知覚神経も偏った筋肉群に圧迫され、その刺激が上向し  

て三叉神経を刺激することで三叉神経痛が発現することも考えられる。

 

以上が脊柱の捻じれにより考えられる問題ですが、問題の解決法は「骨盤を正し、身体の歪みを正す」ことに尽きます。

Aさんは、4日間の中で一日2回の仙腸関節調整を受けました。

そして、帰宅後の自己療法として、ストレッチを学び、筋肉を緩める「ゴムバンド」運動法・首の筋肉を緩めるT型枕の使用法を学び、日々の生活の質向上の原則を学び、健康を維持する食事療法も学びました。

600mgのテグレトールも勇気をだして200mgまで落としました。

私は思い切って止めたらどうかと、3日目に説得しましたが、「痛みの再燃が心配だから、今後200mgで痛みが再発しなかったら、体調を見てやってみます」と言われました。

Aさんは現役の会社員です。責任ある立場にもありますから、勤務中に痛みが出ると仕事に支障が出ます。

それが心配で止められないのですが、理由は理解できます。

自由業の方でしたら思い切ってできるのですが、職業がら仕方ないことでしょう。

4日間の勉強は終わりました。

三叉神経痛はテグレを200mgに落としたが全く出ていないということです。

そして、200mgに落としたことで、頭がスッキリして爽快になったと喜んで話してくれました。

平成27年12月30日メールがAさんから届きました。

全文を掲載します。

「高橋先生  今月10日から13日まで三叉神経痛の集中治療をして頂きました東京のAです。 その節は妻共々大変お世話になり、ありがとうございました。 おかげ様で、治療をして頂いて以来、本日まで三叉神経痛の痛みは出ておりません。 テグレトールは200mg/日服用しているものの、副作用を感じることはなく、すっきりとした日々を送っています。 この分であれば、お正月には少々お酒も飲めるのではないかと楽しみにしています。 ご指導頂きました腰と肩のゴムバンド体操、免棒、T字枕は、出張時以外、毎日欠かさず行っております。 また、妻に協力してもらって、食事も少しずつ改善しており、一昨日から玄米食も始めました。 再び発作が起こらないことを願いながら、健康に気を配って生活して行きたいと思います。

仕事がら、長い休みを取りにくいのですが、また近いうちにご指導を頂ければと思っております。 引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。 長野からは雪の便りも聞こえてきますが、お元気で良いお年をお迎え下さい。」

 一日も早く薬と縁が切れることを願わずにはいられません。

でも、600mgまで増えた薬を200mgまで落とせたということは、三叉神経痛を発現させている問題が、大分解決してきているということです。

その問題とは、くだんの身体の歪みです。

今日まで痛みの発現がないということは、自己療法でも効果が上がっているという証拠です。

2月も中旬を迎えましたが、今日まで連絡がないということは痛みは治まっているということです。 

三叉神経痛でお悩みの方「百聞は一見にしかず」です。

薬や手術に頼ることは命を傷つける行為です。真っ新な身体を大切にされる生き方を選択してください。

短い期間でも多くのことを学ぶことができ、必ずやあなたの健康に寄与できるものと確信しています。

            平成28年2月中旬 高橋健康指導センター 高橋純一